内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第6巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yunemo
345
まずは、大好きな『神亀』、この表現通りで喉が鳴ります。これからの季節、この燗がたまりません。肴は酒と生姜をきかせたハマチのカマ煮、一酒一品、絶妙です。酒と料理と人情と、なかなか味わえないたて付けには今回も嵌ります。馨の幼少時の心情、美音の将来への覚悟、なんだか切なくて、これが女性の強さ、手強さ、そんな想いに。「似て非なるもの」の意味、要の理解に期待したいのですが。どこかしら要の弱さと狡さを現実的に醸し出し、このまま美音を守り切れますか、不安。全体的にレシピ面と人情面を、酒と料理で今後どう調和させていくの。2016/10/09
シーナ@食べ物漫画好き
208
6冊目 街の本屋の存続問題は確かに… オレオレ詐欺問題と現実で我々が飲み屋でする話題と同じかもです。サツマイモと豚の含め煮、小鉢で食べる分には酒のアテになる。ハマチのカマ煮付け、養殖物だし薄味よか甘辛く煮た方が美味いと思うが…塩分に気を回すのは偉い。秋の親子丼、今や定番だけど確かに美味い筈。モンブランは逆に缶詰を使わず生栗→甘露煮→マロンペーストという手間が凄い。海老天巻きも意外性あるメニューで嬉しいがエビガーリック炒めも新鮮ですねぇ。そして要さん…華麗なる一族だったか…2017/07/08
KAZOO
205
こういう季節になるとこの中のお酒や料理が食べたくなります。手間ひまかけてなま筋子からイクラをつくるところなど、やはり仕事であるからということなのでしょう。またモンブランをつくったりするところもいいですね。私はさらに鮭缶から鮭の揚げ団子を自分でも作ってみたいという気がして今度挑戦しようと思っています。主人公の恋の行方もあまり嫌味にならずに書かれていて好感が持たれます。2016/10/26
紫綺
200
シリーズ6作目ともなると大分こなれてきて、料理や恋バナだけでなく、社会問題とかも絡めてなかなか読み応えのある構成になっている。美音と要の仲も、大きな問題を抱えながらも順調に進んでいる。羨ましくも、ごちそうさま!2016/11/30
Swind/神凪唐州@名古屋めしの人(作家兼名古屋めし専門料理研究家)
147
続巻等ということで早速購入。えーっと、ユウベハオタノシミデシタネ?w だいぶ二人の仲が進展したかと思ったら、一筋縄ではいかないようでドキドキ。最初の缶詰料理は、すぐに真似したくなりました! このシリーズと出会わなかったらきっと自分の作品を世に送り出すことはできなかったと思っています。続きを拝読するのがますます楽しみです!2016/10/04




