内容説明
隠密廻り同心のさらに裏で、武家や寺社を極秘に探索する「隠密同心」。父も同役を務めていた市松は奉行から密命を受け、さる大名家のお家騒動を未然に防ごうと捜査を始める……。著者が全身全霊で贈る、新シリーズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
100
隠密同心1巻。隠密廻り同心ではなく、奉行所ないでもほとんど実態を知られていない隠密同、心孤独感が漂う主人公佐原市松、1巻なのでどのような展開になるのか謎ですが次巻を期待。 2016/11/17
えみ
17
隠密同心・市松が藩の調略や暗殺を請け負う風神一族の正体を追うシリーズ1作目。表の顔を簪職人とし、そこに風神一族が住人になりすまし住んでいるという長屋に自らも住まいながら正体を暴こうとする市松。しかし住人の幸吉と知り合ったことから事件に巻き込まれ、尚且つ下手人に命を狙われることになってしまう…。隠密同心という仕事柄、敵が誰かもわからず協力してもらえる組織の後ろ盾も期待できない。味方は市松の上司と上司直々に使わされた者だけ。孤立無援の中で敵と渡り合っていく姿は勇ましくかっこいい。二作目の活躍も今から楽しみ。2019/05/23
蕭白
9
少し回りくどい感じを受けましたが、大きな謎が残ったままなので次巻も読んでみようと思った。2017/02/20
あかんべ
8
職人に化けても、言葉使いにときどき武士が出ている。2016/08/21
RN
5
隠密同心佐原市松が闇の組織「風刃一族」の正体を探るために手がかりとなった長屋に住み簪職人になりすましながら、身の回りに起きた事件と対峙するストーリー。長屋に住む隣人全てが怪しく見えてしまう。テンポは良くないが、江戸時代の同心のスピード感はこんなものだったのだろうと逆に臨場感を感じる。次作にも期待。2023/11/22
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