内容説明
藩財政改革の立役者と筆頭家老の対立が続く芸州藩の御家騒動に風神一族が関与しているとの報を受けた佐原市松。唯一の手掛かりとなる「才蔵」とは風神一族の暗号か? 謎を追うべく国元に潜入した上役の松原源四郎は長らく音信不通。芸州浅見家の家臣だと明かされた長屋の隣人・成瀬三之助とともに疑惑の住人の追跡を進めるうち、事態は予想外の展開を迎え……。隠密同心・市松の活躍を描く、手に汗握るシリーズ第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
92
隠密同心「裏切りの剣」3巻。他の作品に比べるとちょっとジリジリとするシリーズですね、風神一族が気になって仕方がないです。2017/04/27
えみ
16
隠密同心・市松が活躍するシリーズ3作目。今作はいよいよお待ちかね、市松が追っていた風神一族と相まみえる展開に。この時の為に読んできたはずだったけれど、その本筋ではない出来事に衝撃を受けて正直今打ちのめされている…。直々の上司・松原源四郎の行方と最後の果し合い。市松の気持ちを考えると切ない。お役目を全うして守っていくということは本当に重い。そして市松は隠密同心という立場を除いても根っからのお節介で良い人だ。逆にその優しさが今後厄介ごとを引き起こさないといいなと思うばかり。姉のような心境で見守ってしまう、笑。2019/05/30
tomtom
7
さすがに三之助には正体バレているんじゃないかと思っていたら、やっぱりでした。なかなか謎が明らかにならなくて、この先が気になる。2021/11/04
蕭白
6
これで完結なのかなぁ・・・。あまりスッキリとはしませんでした。2017/03/25
のんぶぅ
2
「九衛門店・才蔵」長屋に潜伏した市松は、油断も隙もない状況下で、繋ぎ役のおつた、与力の倉田との面談にのみ安らぎを憶えつつも、兄と慕っていた同心の行方知れず、煙草入れと根付が見つかったと知らされる。長屋に入替わって住人となる者、才蔵とは人名でなく三河万歳の太夫の相方の呼び名であった、吹き矢を使う大道芸人が老中殺害の雇われ殺し人で。市松によって阻止されるが、長屋の住人成瀬三之助に呼び出しを受ける、場所は今戸の「花屋の寮」前に、「ウソ替」亀戸天満宮にて出会いし乞食坊主は、誰であろうか。2017/01/28
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