内容説明
湯島天神の境内で強請に居合わせた隠密同心の市松。どうやら脅迫のネタは幕府を揺るがす密約の書付らしい。事実を知る者らが闇に葬られていることを知り市松は真相解明に乗り出すが…。
面白さ倍増、大人気シリーズ、大団円のシリーズ最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
83
隠密同心「闇の密約(三)」シリーズ最終巻。奉行の粋な計らいと、幽霊として生きている松原源四朗の隠密同心復帰で佐原市松さん、過酷な隠密同心以外の道をおつたさんと歩むことが出来て良かったですね。2019/06/30
Makoto Yamamoto
10
隠密同心・闇の密約シリーズ第三巻で、最終。 望月家の殿様は素晴らしい人ではあるが、取り巻きを十分把握できなかった様子。 市松らの活躍で真実が認められ、解決に。 文吉、おさとも無事。 ただ、今回市松は表に出すぎたようで、おつたと二人の生活が始まることに。。。 2023/12/10
goodchoice
4
ついに大団円となった。続き物にしては、発刊が連続的でないので、前の筋を思い出すのにやや苦労した。終わり時としては、ちょうどいいのかもしれない。2019/06/11
犀門
2
No.159★★★★☆市松の働きで紛争の裏事情が明らかになるが、その為に隠密同心の存在が知れ渡ってしまったのは仕方ないでしょ。もうたっぷり仕事をしたのだから、市松さんは残りの人生をゆっくり過ごして欲しいわ。2019/11/13