内容説明
皇族の青年・無憂との結婚をひかえ、慌ただしい毎日を送る明霞。一方、後宮では、皇后と立場が対立する妃が懐妊したことで、緊迫した空気が流れていた。そんな時、無憂に皇帝暗殺の嫌疑がかけられてしまう…! 皇帝を呪詛する符が、無憂の邸から見つかってしまったのだ。時を同じくして、「明霞と同じ占いをする男」を見かけたという話を聞き、明霞は胸騒ぎを覚えて…!? 急展開の第6巻。
目次
序章
第一章 皇帝呪詛
第二章 奔走
第三章 純白の美姫
第四章 落花枝にかえらず
終章
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミド
5
「無憂さんはやってません!」と自分が涙ながらに訴えれば皇帝の心も動かせると思ってる明霞のお花畑な思考にはうんざりする。小学生の学級委員長みたい。後半になってやっと証拠探しに動き出してからはちょっと面白くなった。やっぱりこの子は王妃というより侍女の方がよく似合う。そして今回も父の影を匂わせつつ出番なし。引っ張るなあ。2018/05/11
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
2
撲王殿下に皇帝陛下に呪詛をかけた罪が・・!無罪だとわかっている明霞はあちこちを奔走する。一途な回でした。「無極の徒」の力はスゴイとおもいますが人の運命まで弄ぶなんて、明霞の父に対する感情はここでキッパリ変わりましたね。父はいつ現れるのでしょうか・・。2012/06/04
ちいたけ
1
花嫁修業中の明霞、彼に皇帝呪詛の疑いが?。真犯人をあげるためとは言え、侍女が板についたらいかんでしょうが・・・。2012/04/16
たぽんた
0
さらっと読了。2014/10/07
梨莉
0
明霞が頑張った巻でした。静訓には少し同情してしまっていたので、明霞の「未来は変えられる」という言葉にほろりときてしまいました。生きて、静訓がまた大切だと思える人に出会えたら良いなぁと思います(;_;) お父さんとの対決に向けて一歩動き出し、今後の展開がますます気になるところ。次の次で完結ですが、どうまとまるんだろう。2012/11/24