集英社コバルト文庫 天命の王妃 占者は未来を描く

著者名：日高砂羽【著】/起家一子【イラストレーター】

集英社（2016/01発売）

• ISBN：9784086014007

内容説明

売れない石占い師の少女・明霞。お客が全く来ず暇な毎日だったが、ある日訪れた皇族の青年・無憂を占い、「１ヶ月後に死ぬ」という最悪の卦を出したことから運命は急展開！　無憂の親友だった従兄の策略で彼と結婚させられ、王妃として都で暮らすことになってしまう。無憂の占い結果が気になり、１ヶ月だけは彼と共にいると決めた明霞だが、国を揺るがす陰謀に巻き込まれてゆき…!?

目次

序章
第一章　石占いの少女
第二章　王妃の誕生
第三章　かりそめの妻
第四章　占い勝負
第五章　景山窯
第六章　無極の徒
第七章　老陽は陰に転ず
終章
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミド]

デビュー作だからかちょっとごちゃごちゃしてる。明霞があっさり結婚を受け入れたと思ったらすぐに逃げ出そうとしていたり、あんなに大事にしていた小黄も後半になると出てこない。無憂もかっこいいのはイラストだけなんだよなあ。

2017/12/11

[シュウ]

好きなイラストレーターさんだったので、読んでみた。ヒロイン、年齢の割には幼いな。

2016/01/22

[こたつ]

設定はおもしろいのに、心情の移り変わりに無理があってなんだかなぁ…っていう感じ。陰陽の話だとかすごくよくできてるのに、最後の最後で特殊能力でぶっ飛び設定がきちゃって残念すぎる…容姿だとか場面だとかの描写がもうちょっとほしい。そしてとにかく心理描写を…まぁデビュー作ということなんで、続編でもうちょっとマシになってることを期待。しかしまぁ、この時点で結構な展開でしかもくっついてるから、今後の展開が謎。借りて読むくらいならいいかもしれない。

2013/05/13

[asaki]

★★☆ どうにも馴染めない背景設定のため、全体的に惜しい話だった。次が出ても多分買わないかも。

2010/06/25

[ジョン・ワン次郎]

中華に王様に占いに結婚、女子の憧れてんこ盛り。どうでもいいけど「無極の徒」ってギャンブル漫画のタイトルみたいだな

2010/06/06