内容説明
いま、何が外国語教育に求められているのか?
外国語教育の置かれた状況を確認し、今に至る歴史を振り返り、これからの外国語教育について考えます。大学だけにとどまらず、初等中等教育での外国語授業について、背景にある考えもひもとき、生徒・学生が社会にでても使える能力を身につけられるようにするための教育のあり方を考えていきます。
ヨーロッパ言語共通参照枠、Can-doリスト、複言語・複文化主義、学習指導要領、資質・能力主義ルーブリック評価、オンライン授業、LMS、メタ認知など、多くの視点から外国語教育を考えます。理論的な背景だけではなく、いかに授業に取り入れるのかも事例と一緒に提示しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
livre_film2020
31
時代に合わせた外国語教育を行うべきという考えから生まれた本書。現場で即実践に落とし込めそうな内容ばかり。日本語教師の実習を行ったことがある私としては、当時からこの考えが浸透していたらやりやすかったのになあと思うことも多々あった。例えば、外国語学習に際しての第一言語の教室内への持ち込みなど。外国語だけでなく、教育に正解はないため、本書に従っておけば大丈夫、なんて安直なことは言えない。しかし、少なくとも今この瞬間の現場においては有用だろう。現場の教師の方々にはぜひ読んで取り入れていってほしいと思った。2022/12/22
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