内容説明
盾の勇者一行は無実の罪を着せられ、王国から逃れる道中にあった。そんな一行に対してフィロリアルの女王が勝負を挑み、三勇教会の教皇が行く手を阻む。圧倒的なチカラを前に、勇者・尚文がとった行動とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
42
王女誘拐犯としての逃走からフィロリアルクイーンとの遭遇、教皇一派との死闘。そして盾の勇者の復権。アニメでのクライマックスだが、比較的あっさり。ラフタリアの奴隷時代の哀しみは後述されるのかな。他の勇者たちと和解(?)し、尚文の復讐も成った。ようやく次の〝波〟に備えられるのだが、女王の冷徹な政治的判断(政略結婚とかね)に苦笑。オマケ短編『恐怖のフィロリアル』が可愛らしくも楽しかった。2019/07/23
こも 零細企業営業
28
再読。ラフタリアが復讐を果たして、フィトリアが大怪獣対戦をして、三勇教の暗躍がやっとわかってきて、教皇を倒すまで。ラルクたちは次の巻か。基本的にこの話の悪役は暗躍がバレると知能が低下するのがお約束。それを楽しめるかがミソだと思う。2020/04/15
(*'ω' *)@k_s
24
購入本~“小説家になろう”から書籍化された異世界転生もの。フィロリアルクイーン、フィトリアと出会い、他の勇者達との和解と団結の道を探る盾の勇者。盾以外の勇者を崇める“三勇教”教皇の陰謀。真の権力者である女王の帰還。やっと盾の勇者は他の勇者達と対等の扱いに…ってどんだけ大変なん💦巻末の短編、フィトリア視点で描いたフィーロのとの出会い編もいい感じ✨2023/06/15
流言
20
え、なんで王は盾の勇者の権利を制限してるの? 魔王がいて魔王を倒して欲しい世界ならバックアップを当然するだろうし、個人的に盾の勇者のことが気に入らないとしても立場のある人間が私怨で勇者を妨害するっていうのはおかしくない……? どういう意図があるのかさっぱりわからない……。なんか読み落としてたりしただろうか。2019/06/01
こも 零細企業営業
15
三勇者の価値が下がり、国王よりも地位の高い女王が継承権第一位の第二王女のメルティーが国に派遣されてくる。それも盾の勇者が化けてた神鳥の聖人と共に、、それに危機感を募らせた継承権第二位の第一王女と、三勇者が起こす問題と波での体たらくに落胆していた三勇教が尚文と第二王女メルティーを襲う。しかも盾の勇者が第二王女メルティーを誘拐したと冤罪をふっかけて、、それに多少だが反抗して尚文達を逃す住民達。それでもドンドン追い込まれて行く盾の勇者、尚文達は亜人を差別しない領主の元に身を寄せるのだが、、2021/06/06