人間革命

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人間革命

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 聖教新聞社(2014/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412015166

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内容説明

日蓮大聖人の仏法による民衆救済をめざして、一人立った創価学会第二代会長・戸田城聖。その真実の姿と、発展しつづける創価学会の歴史を描いた大河小説。(8巻概要)破竹の勢いで邁進する学会には、幾千幾万の功徳の体験が花咲いていった。それは、暗い宿命に翻弄され、泣き続けてきた無名の庶民が、経済苦・病気・家庭不和などの苦悩を克服し、偉大なる使命に目覚めゆく勝利の歴史であった。戸田は信濃町の新本部の会長室で、その大切な一人一人を抱きかかえるように、渾身の個人指導を続ける。昭和29年、山本伸一は青年部の参謀室長に就任し、“広布推進のスクリュー”としてフル回転を始める。その斬新な発想から、青年部1万人総登山や、文化祭の前身となる体育大会などが生まれていく。その頃、戸田は数人の東大生に法華経講義を始めた。これが学生部の萌芽となる。水滸会への訓練も続き、東京・氷川で第1回野外研修が開催される。折伏の拡大につれ、学会の存在はようやく社会の耳目を集めていく。(8巻目次)真実/推進/学徒/明暗/多事

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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10
「『心の師』というのは、いうなれば、『偉大なる理想』をもった自己ということだよ」戸田城聖。参謀室は、組織の存在意義からして青年自ら考えて決めた。そして”全学会の推進力”として一切の企画と運営を担った。今の自分が置かれている状況がまさにこのように存在意義から考えねばならぬ境遇にあるが、悩みの朱印は誰かに回答を求めるという一種の無責任にあったと反省した。「いつまでも甘えてばかりいないで、自発的に自分たちで青年部をつくりあげてみろ」。悩み抜かねば道は開けぬ事を知った。まっすぐな大学校生と共に挑戦する全編通読。2020/06/13

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9
「考えてみると、苦労というものは、次から次へと、よく続くものだ。これまでも、なんとか解決してきたが、これからも、苦しんでは解決していくだろう。それが信心の力であり、信心の証明なんだ。今のぼくには、それだけしか信じられないが、それだけで十分だと思っている。」112p。壁にぶつかった時、苦難に面した時、臭い物に蓋をする人も多い。かく言う自分も弱い人間で、よく眼をつぶる。だが逃げても解決はせず、場所を変えても影のようについて回る。苦難から逃げずに取り組めるかどうか。信仰の有無の違いは、この一点に如実か。反省。2017/04/18

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8
当時の学会の横溢する突進力と、世間の耳目を驚かし、いよいよ無視できない存在となってきた本格的な展開が描かれる。社会の誤解や無認識に対する、対話による挑戦がいよいよ始まった。かたや学徒や青年に対する指導が事細かく描かれる。この描写は、戸田城聖という人物が、こうした展開の端緒までを自身で指揮し、後事については有為な青年に託すことを当初から壮大に構想していたことを物語る。学べよ、しかして社会に有為たれ。心情が伝わってならない。我が身は貴重な成長の時期を無為に過ごしていないか。野外研修の言言句句が心に突き刺さる。2018/06/25

wiki

6
新版御書全編読破の友の奮闘に励まされ、怠惰にかまけた読了を再び始める。「案ずることはない。強い信心で乗り越えられない難が、この世に1つでもあるであろうか。広宣流布という未聞の大業は、未聞の難を乗り越えるところに成就されるであろう。覚悟はできた」(145p)。過去引用の112pの言葉も、"過去最大の苦難"を更新する現在地の自身に強く響く。本書には読者に対する励ましがある。個別の信仰体験や信念から発露する平和指針。一人を手本として、本書は人類全体に対する希望と確信があると言ってよい。勇気を見出す思いで読む。2023/12/26

nonko

4
「宗教は観念であってはならず、現実の生活を変え、社会を変革する力を備えていなければならない。宗教は独善的であってはならず、あらゆる批判に耐えられるものでなければならない」 今回は、1ヶ月前倒しで読了。一番はじめの「真実」が読みやすく、読みごたえがあった。2014/07/30

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