GA文庫<br> 神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

GA文庫
神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン

  • ISBN:9784797371901

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

「フォロン! しっかりしろ――フォロン!」 瀕死の重傷を負ってしまったフォロンを見て、激しく悔いるコーティカルテ。そんな彼女と、そして同じように襲撃されたユフィンリーたちを見たリコリスは、敵――<エンプティ・セット>の目的と、自身に隠された秘密を語り始めた……。彼女の語る内容を肯定するかのように、各地で<奏始曲>を使った同時多発テロが発生、その対応に追われるコーティカルテたち。ところがその間隙を突くように、死神の姿をした精霊・ディエスに、病院のフォロンが掠われてしまい!? ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドル箱

8
感想。さて精霊とヒトとの倫理観をテーマとした物語ですが、実は私はこれを現実生活にある「ヒトと他種」とも見ております。地球社会において種はヒトだけではありません。それを理解するとこの倫理をテーマとした根底が解ると思います。ヒトを基準とするのでは無く全生物を基準とすれば相まみれない事もあると感じますが、そこは「果てしなく想いや愛情」があればココロに残る劣情とも言えます。物語も佳境で恐らく次の巻は「白、黒、後日のフルメンバー」でオチを付けると思いますが結末に注目したい。ご都合の予想ですが榊一郎の力量を見たい。2013/01/08

sho_kisaragi

3
ありがちな「主人公が敵に乗っ取られる」パターン。最近のラノベだと、シャナでもやってますね。ここまでくると、もうすぐ終わりの流れなんですけど、今の今まで残念ながら、そこまでこの小説に思い入れがなく、惰性で続いてきてる感じがどうしても拭えなく、話の内容も冗長的で辛くなってきているところだったので、この終末展開は良い流れと感じました。 終わりかたがすごく求められている状況に見えるので、うまくオチを付けられるかどうかが、このシリーズ自体を物語ることになりかねない感じです。次巻、もし続くなら、次々巻が楽しみなとこ2012/12/20

タカシ

3
フォロンが大ケガしてから、結構な間が空いた今回。手術して敵に拐われて精霊と融合して敵となってしまったフォロン。この先が気になる。この話ってアフタースクールを読んでないと辛い内容になってきたしホワイトとの関係も深くなってきたね。色々と伏線の回収も始まったかな?とりあえず、物語の展開がシャナに似てるような気がする。ラストに向けて動きはじめて、2人今後が気になる。2012/12/03

アヤメ

3
前回の気になる終り方から一年以上たったのね・・・あらすじ見るまで忘れてたけどwそこから始まった今回の話だけど、予想できる中で最悪の展開になってるよね。まさかこうなるとは思わなかった。そんな中でまたきになるラストで終わったけど、果たして救いはあるのか?凄く濃い一冊でした。 次巻を早く出してください!2012/11/18

Radagast

3
1年以上も開けてのクリムゾンシリーズ新作!アフタースクールとかいいからはよ続きだしてー、と思ってたけども、この巻の登場人物的な意味でそういう刊行順にしたのかなぁ、と。出てきたからにはちょい役じゃなく、イアリティッケには派手に暴れて欲しいものです。そして、伏せられていた<エンプティ・セット>についてようやく明かされ始めたあたり、終わりは近いんだろうなぁ、と思わずにはいられません。ずっと引っ張ってきたフォロンとコーティカルテの関係も次で決着がつく、のかな?黒や白とは違う形らしい、のですがはてさて…2012/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5570862
  • ご注意事項