内容説明
クリムゾンシリーズの原点である、二人の出会いの物語がついに登場!学生自体のフォロンや、ペルセとプリネの双子ちゃん、初々しいユフィンリーなど、ファンには見どころいっぱいの1冊です。精霊が力を持つ世界があった。彼等は音楽を糧とし、ありとあらゆる場面でその力を発揮していた。精霊たちと契約し、彼等を操る者は「神曲楽士」--ダンティストと呼ばれ、人ーの尊敬を集めていた。これはそんな世界の物語。月の輝く夜。孤児院の屋根で二人は出会った。比類無き強き精霊-コーティカルテ・アパ・ラグランジェスと孤独な少年-フォロン。「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。--ダメか?」精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だがそれは少年にとって一夜の夢のようなできごとだった。そして時は流れ、舞台はトルバス神曲学院。ある事件をきっかけに、絆が再び動き出す。神曲奏界ポリフォニカクリムゾンシリーズ『はじまりの物語』ついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konkon
3
フォロン、コーティカルテ、ユギリ姉妹の出会い・はじまりの話。盛り上がりはイマイチですが、楽しめました。2015/02/14
セディ
3
フォロンとコーティの出会いの話。学生時代のフォロンや双子ちゃんたちとの出会いもあり、ここからツゲ事務所の片鱗が見える。神曲楽士という定義があいまいで努力したって神曲を奏でられないどうにもならないことがある職業を目指すってとても大変だと思う。2011/01/10
ネストール
2
主にユギリ姉妹の視点でフォロンが学生時代にコーティとどうやって再開したかについての物語です。なにやらキネティックノベルのゲームの方と関係しているらしい。 いつも通り物語の核心には触れず表面を撫でるかのような展開。精霊と契約できず、ドジで成績不振なフォロンの葛藤みたいのが見えますが、コーティとの再開はあっさりのように感じました。どちらかと言うとユギリ姉妹が多く出てくるので、ユギリ姉妹が好きな人は買っても良いのでは?2012/04/15
treefolk
2
フォロンとコーティカルテの馴れ初めと思いきやユギリ姉妹の出会いの話でした。極限状態になるとあらゆることに過敏になるとは言うが、人も精霊も変わらないものだな2011/04/04
一条梓(アンフィトリテ)
1
だいぶ昔に読んだ。5巻目。
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