内容説明
『汝の力の神髄が知りたくば、昏星という城市に来よ』──幽鬼が見える“双界の瞳”の謎を餌にした張宝の誘いに、いつものごとくぐだぐだしながらも蒼刻と昏星に向かった“引きこもり公主”朧月。閉鎖的なその街に入りこむための蒼刻の秘策は「俺の嫁」との子宝祈願! またもや卒倒寸前なうえに、城市内はまったく幽鬼がいないところで……いつも以上に役立たずな予感!? シリーズ第5弾!!
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風狸 ぬえ本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
24
昏星という城市に入るために新婚夫婦のふりをするふたり・・・いろいろと楽しかったです。蒼刻はある意味「俺の嫁」ドリームをかなえられたでしょうか?(笑) ストーリーの方は1冊完結ではないので、次の盛り上がりが楽しみです!2012/07/29
幸音
13
表紙の破壊力が凄まじすぎる!2人の表情の対比がイイ。強い独占欲の表れだと思ったら、引きこもりに付き合ってるんですね。ある理由で余儀なくされた新婚夫婦の振り、大変ごちそうさまです。蒼刻による他人への嫁扱いは演技じゃなくて本気ですよね?淀みない発言から分かる。でもよく耐えた。役得か生殺しなのか、飼い主さまは色々とギリギリなラインですが、もう少し押しても大丈夫じゃないかと!朧月が自覚しないのが不思議。展開が遅めだと思ったら、一巻完結ではなく次巻へ。予告の「蒼刻の忍耐力は神レベルに!?」に目を見はりました。2012/08/01
はなりん
10
二人の関係は相変わらずジレジレです^^。今回は新婚夫婦の設定なんだけど、朧月ちゃんはまだまだ後ろ向き?です。蒼刻はひたすら忍耐ですね。よく耐えてます(笑)。お話の方は、えらいところで「次巻へ続く」となっています。そろそろ帳宝との決着が見えてきたのかなぁ。帳さんの過去とかも絡んできそうだし・・・。「帳」も文字が一緒なのも、何か関係あるのかなぁ・・・。2012/07/28
しゃちおおかみ
9
わあ、蒼刻さんみんなにツッコミ認定されてたのね。異能関係の本筋は進んだような保留のような。ラブが楽しかったから良いんですけれど(笑)。間にはさんだという枕は、腰から下に置かないとやばかったのでは?蒼刻さん。と、下世話な想像をしてしまった汚れた大人です・・・。今回の表紙の二人にもニヤニヤですね。扉の向こうのお兄様が持ってるのって、酒瓶?張さんがとりあえずなだめてる・・・。2012/07/18
ゆん
9
もう表紙を見た途端「えらいことに」とか思ってしまった。内容も、結構親密度大…なのになぁ(笑)蒼刻の直球も、何故か朧月には変化球になってしまうもどかしさ…。今回は「続く」。巻末の次回予告が煽るので、早く読みたい。2012/07/16