内容説明
北町奉行所吟味方与力・彦坂新十郎。彼の率いる個性豊かな同心衆「鬼彦組」は、町人同士の諍いに偽装された殺人の捜査をはじめた。しかし、死んだ、武士と思われる人物が誰なのか皆目分からないまま時がすぎる。おぼろげに見えてきた真実。だが、この事件の調べを、同じ奉行所の上司や同僚が阻もうとする。背後に潜む町方の裁量を越える深い闇。窮地に立たされる彦坂たち。どんな悪も許さない、鬼彦組はどう動く? シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
50
八丁堀吟味帳鬼彦組「闇の首魁」 3巻。待ってました鬼彦組総出演目の上のたんこぶ牧原、奥村が自害首魁は隠居で幕引きに、活動しやすくなるのか、またまた難敵が現るのか?できれば身内のごたごたは無しで活躍してほしいが・・・次巻を期待。2014/04/04
ぶんぶん
14
【図書館】シリーズ、第3弾。 遂に、宿敵・大久保が罷免される、新十郎の危難は去ったように見えるが。 この先、どんな事が待ち受けるのか興味津々。 意外と新十郎が活躍していない事に気が付く、これは倉田が主人公でも良いのではないか。 チームプレイを描いているがまとめ役の新十郎の影が薄いのでは。 これから、どうなるのか。 まあ読んでみることにしよう。 2020/02/12
Totchang
9
獅子身中の虫たちもなんとか退治し、ラスボスも危機を感じて隠居しました。結局いい人たちばかり残ったので、この中からまた不逞の輩が出るとなると現代に通じそうな気がします。果たして・・・。2019/11/08
goodchoice
3
鬼彦組4冊目。ここまで読むと一定のパターンができているのがわかる。この後どうマンネリを打破していくのか。2021/06/04
zuccalove
2
なんとか一件落着。 次は、お嫁さんかな?2018/04/09




