内容説明
「鬼彦組」。それは北町奉行所吟味方の鬼与力、彦坂新十郎の許に集まった、有能で個性豊かな同心衆のことである。普段は一人で行動する、定廻り同心、臨時廻り同心が、大きな事件が起きると彦坂の下に集結し、解決にあたるのだ。北町奉行所同心の横川とその手下が惨殺体で発見された。二人が調べていたのは、三ヶ月前大川でおきた不審な入水心中。その謎を探るべく、鬼彦組が動き出した。書き下ろし文庫シリーズ第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
35
チームを組んで解決していく。過去の失敗を乗り越えた検死役が良かった。他のメンバーが個性を発揮するのはこれからかな⁉️2019/08/01
とし
27
現代の刑事物のように班を構成して事件を解決していく捕物帖では初めてで興味深く読みました。次巻以降それぞれの個性が発揮された展開になっていくと思うが事件の大物を問い詰て事件が解決しないのはちょっと残念か。2013/10/15
Book Lover Mr.Garakuta
9
【図書館】【速読】:面白い時代劇🤣2022/07/20
高橋 (犬塚)裕道
9
星3.5。まあ面白かった。一寸説明臭い文章が鼻に付くがまあ身を瞑ろう。通勤時、電車の中で読む分には良い時間潰しになる。2017/03/04
タカシ
7
北町同心と手下が斬殺された。吟味方の彦坂は北町奉行から彦坂組、通称鬼彦組で探索に当たらせる。鬼彦組のメンバーがもっと癖があっても良かったな。町娘的なヒロインがいてもいいかも。次巻も期待。2015/01/27