内容説明
鬼彦組衆・同心倉田の剣が冴える第８弾！
裏賭場を捜査していた岡っ引きが殺され、指揮していた同心にも脅迫が。精鋭同心衆の「鬼彦組」が動き出す！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
135
八丁堀吟味帳「鬼彦組」 惑い月8巻。それぞれの持場の特技を活かした、鬼彦組同心衆のチームワークが良いですね、安心して読める作品です。2015/06/05
やま
63
北町奉行所吟味方与力、彦坂新十郎が率いる鬼彦組の活躍の物語。賭場の探索を行なおうとしていた岡っ引きの勘七が、江戸は浅草阿部川町で殺された。中西派一刀流の遣いてで定廻り同心の倉田佐之助が探索していくと、浅草や下谷界隈の闇世界を牛耳る今戸の親分の名が出てくる。ただ、同心たちは今戸の親分が誰かも分からず、その陰さえもつかめない。そんな中で探索していた岡っ引きが斬られて、脅かされて、岡っ引きが探索をやめるという事態が起きる。倉田たち鬼彦組の同心が、疑いがある者を捕縛して今戸の親分の正体を掴んでくる。→2022/12/30
いつでも母さん
28
重めの作品の間に『鬼彦組』を。剣豪作家・鳥羽亮のシリーズ8弾！一気に読了した次第。家族を手にかけるなんて脅されたならば、同心だって人の子。腰は引けるよね～！しかし鬼彦組はヤルカラ！負けないから！佐之助様の剣は凄いのだ～！そして・・新十郎ときくは、どうなるのー？おあずけなのね（笑）2015/06/19
ぶんぶん
16
【図書館】岡っ引きが殺された、次々と探索の手が引いてしまう、何者かによる謀略の匂いが。 手ごわい相手からの妨害は倉田の元にも、家族を巻き添えにする凶悪な魔の手にどう立ち向かえば・・・凄い巨悪が登場、どうなるかと見守るが、解決はやや尻つぼみ。 あれは無いなと思いました、じっくり締め上げる、その手腕を見たかった。 そろそろ、限界か。2020/02/18
あかんべ
8
このシリーズはチーム戦ということで鳥羽作品のなかでもがんばっている。だが鬼彦の鬼らしさは、気迫だけ？2015/05/03
