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内容説明
この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・“逝紙(イキガミ)”が配られている――。届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。「こんなところには、一秒たりともいたくない。もう呼吸さえしたくない。とにかく、一刻も早く…この国から脱出してやる――」魂揺さぶる究極極限ドラマ、ここに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たっきん
10
ええー日本じゃなかったー!! 特典の内容が明かされるあたりが怖かった…。最終巻にふさわしい怒濤の展開でした。よい後味の悪さです。2013/02/28
烟々羅
9
何度か連載途中をみたことがあるが、ストーリを把握したのは今回の通読がはじめて。 この最終巻 Episode 20 で話の枠組みが明かされ、惹句もこれ(*) こそが本作の主張だ、受け止めろといった感で売られているが。 Episode 6 (桜という名の失明した少女とその兄)、Episode 7 (冤罪教師)あたりの、理不尽な死を天災のような前提として描いた筋のほうが話として普遍たりえている、優れていると感じるんだな。理不尽に立ち向かう衝動 *も* DNAに刻まれているかもしれないが、辞世もまた。2016/09/14
十六夜(いざよい)
9
イキガミによって死を予告されるまでは同じなのに、受け取った者はそれぞれ違う行動を起こす。ひとつひとつの話はとてもよく出来ていて、色んな感情を抱いた。いかんせん最後がどうかな…と。結局逃げ出してしまっては何ひとつ解決しない。権力に飲まれた様な形になってしまったのが残念。2016/01/01
ゆーちゃん
7
イキガミ完結。続きが気になる終わり方でしたね。設定が日本じゃないことには今更ながらびっくりしました。続きを描いていただけるのであれば是非とも読みたいものです。2013/07/25
ひねもすのたり
6
10巻は今までサブストーリーとして描かれてきた部分を収斂させてカタルシスとする完結篇です。 この作品の面白さは究極の不条理を背負わされた人間が残された時間のなかで何を得るのか?そしてどのようにその不条理を受容するのかにあります。 それを踏まえるならこの着地点は大風呂敷を広げすぎた感が否めませんが、この作品の中で若者たちが突きつけられる「イキガミ」を「アカガミ」に置き換えると著者の思惑が見えてくるような気がします。 2014/03/20
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