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内容説明
正面には百戦錬磨の上杉(うえすぎ)軍、背には手取(てどり)川の濁流が渦を巻く。絶体絶命の窮地にありながら、仙石(せんごく)は一筋の活路を求め、退くことなく進撃する!! 手取川の合戦編ここに完結!! そして次なる戦場は播州(ばんしゅう)……西の大国・毛利(もうり)の軍勢が迫る!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たくろうそっくりおじさん・寺
15
上杉に負けて黒田如水登場。敵はいよいよ毛利に。上杉謙信の死。回想される謙信の半生。これを見ると不気味な謙信も憎めない。スタローンそっくりな山中鹿介も登場。そして毛利先発はあの吉川元春。首桶片手に穏やかで丁寧な言葉で勝つその姿よ!。2013/06/05
maito/まいと
6
手取川の合戦完結、そして舞台は中国・毛利征伐へと向かいつつも、謙信の死という大きな区切りへ。これまで描ききれなかったであろう上杉謙信の深奥に、この作品はたくさんのコマを割いて迫った。そして、上杉謙信はたどり着いた自我への渇望、永遠にたどり着くことのないゴールへの挑戦者であった、という結論は、後世に残る分析だったと思う。そして、信玄・謙信がいなくなったことで、一強と(少なくても自身では)分析した信長の危うさが、黒田官兵衛の危うさと重なっていく。この作品は各人物の掘り下げが見事すぎて眼福だなあ。2018/07/17
はばたくキツネ
6
上杉謙信が臨終。なかなか見たことのない謙信像だなと当初は思っていたが、落とし所としてはわりと従来の謙信像に収まる感じだった。いよいよ毛利攻めに入り、黒田官兵衛や吉川元春が登場。播磨の武将達に焦点が当たるあたりがこの漫画の嬉しいところ。続きが楽しみだ。2010/06/12
凛
4
謙信死去。もはや神。官兵衛登場と西国遠征。堀さんがどんどんイケメンになってく。2014/04/10
nawade
4
地元である播磨が舞台となって盛り上がるが、山中鹿之助の出番がほとんどなくてガックリ。これまで不可解であった不識庵謙信像であったが、落ち着くところに落ち着いた感じ。しかし、こうやって、この漫画を読んでいると信長の天下統一への道が如何に困難な道であったのかよくわかりますね。敗北の連続を敵将の死に救われ続けて、なんとか凌いでいる感じ。そんな泥臭さがこの漫画の魅力です。2010/12/26




