内容説明
母の再婚を前に、原因不明の立ち眩(くら)みを起こすようになった朝倉百(もも)。ある日学校で倒れた百は、保健委員の筒井環(たまき)に家まで送ってもらう。その後、百は親しげにかまってくる環に戸惑いながらも、少しずつ心を開いていった。だが不意に、母の再婚相手の身内ではないかという疑念が浮かんで…? 一年生の百と二年生の環。頻繁(ひんぱん)に一緒にいるようになったふたりを、クラスメイトは姉妹(スール)だと噂するが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
43
薔薇様たちが出てこないで一本丸々の長編というのは初めてかも。とあるスールではない姉妹(厳密にはそうじゃないのかも?)の一年間のお話です。最初は戸惑ってた百さんだけど環さんとは持ちつ持たれついいコンビ。あちこちで瞳子ちゃんや乃梨子ちゃん、可南子ちゃんが出てきてるのが何となく面白いなーと思いつつ読みました。祐巳さんの代がメインじゃないのが時代が移り変わってるんだなーという印象を受けます。最後のあれですが、意外と難読ネームの多いマリみてですので千の文字を「ゆき」とよませるのはどうでしょうかとかちょっと思いました2017/05/31
ひめありす@灯れ松明の火
29
いつものリリアン女学園なのに登場人物がいつもの人達じゃないのでなんか不思議な感じです。祐巳さんや瞳子ちゃんの世代の話なんだけれど、彼女たちの話ではないという。比較的おっとりさんの多いリリアンでしっかり者のおかんな百さんは結構人気者なんだろうなーと思いました。あまりご縁はなさそうですが、いつか薔薇の館のメンバーと絡むことはあるのかしら。2010/02/10
本木英朗
10
シリーズ第35作目である。大人気シリーズ、スペシャルストーリー! 最愛の母の再婚を前に、謎の貧血(?)に悩まされるリリアン女学園高等部の朝倉百。ある日学校で倒れてしまった百は、保健委員の筒井環に家まで送ってもらうことに。その後、百は環に振り回されて?という長編(短編集、かもしれないが)である。山百合会から抜け出したストーリーという点では、前作と一緒なんだが、今回はまさに百と環の物語、ってところが、本当に超面白かったぜ、ウフフ! 流石は作者でありますなあ。大満足でした!!2026/03/29
kitten
10
マリみて再読。35冊目は家系図が必要なほどややこしい一家を描いている。一応、乃梨子とか瞳子とか出てくるけど、話にはあまり絡んで来ないので、極端な話、これ、マリみてでやらなくても良かったんじゃないかと。スール制度もあまり関係ないし。でも、モモッチと環さまの関係性がよくて、面白いと思う。めっちゃ好きな話だったりする。こういう大家族っていいよね。2021/12/10
サウナ探偵
9
スピンオフでも、短編じゃなくて1冊使って掘り下げがあればおもしれーわ。 つっても本作は舞台がリリアン女学園である必然性がほぼない。 チラチラ山百合会の見切れサービス。 由乃だけ一切出てこない。2021/09/29




