内容説明
「マチトム」シリーズ、史上最大のボリュームでおくる。いまからでも遅くない、ぼくたちといっしょに「冒険」しようよ! この世界を救うため、怪人を夢の世界まで追いかける――。そんな「究極のゲーム」をついに作りはじめる、内人と創也。しかしそこへ、謎の「ピエロ」からの不吉なメッセージが……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
42
【Audible】卓也さんは創也と内人にとって最強の切り札だけど、その余りにピュアで真っ直ぐな性格のため敵にも騙されて利用されやすい。正に諸刃の剣ですね。キーパーソンだと思います。プランナーの妨害に打ち勝って「怪人は夢に舞う」を完成できるのか、そのゲームで栗井栄太御一行をギャフンと言わせられるのか?次巻以降が楽しみですね☆2017/07/04
楽駿@新潮部
36
川崎図書館本。いよいよ、RRPGの骨格が見えてきたのかも。とりあえず、タイトルは決定。チーム栗井栄太もブランナもこのまま、おとなしくはしていてくれそうにないし。今回が理論編、次号が実践編なので、解明されるのは、次号か?多分、明日には、図書館に届きそうだし。2020/06/08
ユメ
28
ついに『第六のゲーム』を目指す内人と創也のR・RPG作りが始動する。私が心底いいなと思うのは、一見創也がほとんどひとりでゲームを作っているようで、実は内人のアイデアがないと前に進めないところ。栗井栄太が四人で「栗井栄太」なように、内人と創也は二人揃って「トム&ソーヤ」だ。口は悪いけれど、内心では内人と一緒にR・RPGを作ることをすごく重んじている創也に頬が緩む。この巻のタイトルに倣うなら、創也が理論担当、内人が実践担当といったところかな。大好きな卓也さんが重要な役所を担うことになるのも嬉しかった。2017/11/21
絳楸蘭
24
ついにR.RPGが完成か!と思いきや、そうは問屋が卸さない。栗井栄太はもちろん頭脳集団まで出てくるなんて!卓也さんの鬼ごっこ士には笑ったけど…。伏線が張られていて、いつもよりもえーっ!?っていうどんでん返しとやっぱりね!っていう含みがたくさんあって面白かった。さて、「怪人は夢に舞う」の実践編はどうなるのかな!!2014/03/18
じょうき
19
図書館本。ついに始まったR.RPGの制作だが、謎のピエロの介入により、制作そのものに黄色信号が灯る。ピエロの意図、ふたつの真相が読みどころ。珍しく内人が頭脳派の活躍を見せる。意外性が高く、創也と卓也の関係性にも踏み込んでいていい場面だった。謎でしかなかったプランナの輪郭が見えてきて、シリーズとしても大きく進行した巻。次回はいよいよ実践編、どんなゲームに完成し、どんなトラブルに見舞われるのか。2024/03/15