内容説明
文化祭に銀行強盗が乱入して大パニック。その陰に潜む新たなる敵、頭脳集団(プランナ)! 創也の頭脳と内人の技がこの事件に立ち向かう。究極のゲーム作りをめざす創也とその夢を応援する内人。天才的頭脳とサバイバル能力を武器にして都会を舞台に繰り広げられる新・冒険ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
51
【Audible】謎のゲームクリエイター栗井栄太の正体が明らかになったら、今度は謎の頭脳集団「プランナ」の登場なんですね。それにしても一番謎なのは、内人のおばあちゃんが何者か?ですよね。マタギなのか女忍者なのか…神秘的なばあちゃんだ。2017/01/25
ぶんこ
50
立て続けに読んでいると、他の作家さんの本も読みたくなってきました。今回は内人君のサバイバル術でのお気に入りはベルトを使った樋登り。危ない場面が出てきても警察に知らせなかったりと、どうなのかと思うことがあったりして、少し弾き気味となっています。今手元には4巻目まであるので、その次を予約するかは4巻を読んでから決めるとします。2020/09/13
楽駿@新潮部
37
川崎図書館本。栗井栄太の実態が解った後、どう動くかと思ったら、また、新たな敵も出現。ますます、目が離せない事になりそう。ベルトを使って、雨樋を上るさまは、機械の入れないところで、日本全国でアンテナを立てる技術者を、以前テレビで見た。あのやり方だと、激しく納得。しかし、これだけ知恵があるのに、女の子とのデートには、その知恵は全く生かせない。そういう、普通の男の子のところが、とっても好きだよ、ナイト君。非常事態宣言で、この続きはいつ読めるかは、不明だけれど。(^^;2020/04/06
ユメ
37
はやみねさんらしく、隅から隅まで読者を楽しませてくれる盛りだくさんな構成。S計画に3Dボーリング、卓也さんのシャドー保育、そしてミッション・イン・スクールフェスティバル。このシリーズを読んでいると、人生は自分次第で退屈する暇なんてなくなるんだなあと感じる。栗井栄太に加えて謎多き頭脳集団まで登場し、内人と創也の冒険にもますます張り合いが出るというもの。卓也さんの「子どもの純粋な願いをかなえられないようなら、わたしは『大人』の看板をおろしますよ」は、はやみねさんだから書ける台詞だなあと思った。2017/07/31
ゆうくま🐻🧸🧸🧸 フォロバ
29
⋯⋯おかしい。創也は、ゲームオタクでコンピュータオタクの人間だ。キーボードを前にして指がとまるなんてことは、ほとんどない。いつもは気づかないけど、カタカタカタタン! カタカタカタカタ⋯⋯とキーをたたく音が、砦のBGMになってた。それが⋯⋯。ぼくは、創也のようすを見る。なにか考えこんでいるようだ。新しいゲームのプログラムが、行きづまってるんだろうか?そのとき、創也がうでをほどいた。すごいスピードで、キーをたたきはじめる… またいつもの冒険が始まる!!! 今回は現金強盗犯が学校へ?文化祭の中ふたりが挑む!?2023/08/23




