内容説明
実写映画化の大人気シリーズ最新刊!!
累計200万部突破の「都会のトム&ソーヤ」シリーズ。頭脳明晰な創也と、サバイバル能力に長けた内人がタッグを組み、究極のゲームを作っていく物語。熱烈なファンを擁する、大人気作品。この巻からでも楽しめます。
中学2年の二人組、内人と創也はとある招待状の謎を解き、ゲームに参加することになった。
今回は8人でグループを作り、時代を超越したR・RPGに挑戦するも、リーダーを決めるところから大混乱。
個性豊かなキャラクターたちが、かなり自由に、謎めいたゲームマスターに全力で対峙する。
未来からの挑戦は、予測不能の展開に!
●著者紹介
はやみねかおる
三重県に生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北商店街」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!!虹北学園文学部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。
にしけいこ(西炯子)
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。『初恋の世界』(月刊フラワーズ)を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
27
追尾してくるシャボン玉の発想は面白かったけど、ゲーム自体はあんまり面白くなかったように思う。設備にお金かけてあるだけに尚更…。内人たちの作ったゲームの方がやってみたいと思わせる。今回、姫がジュリアスを庇ったところに「おお!」ってなった。お母さんと息子みたい。でも本巻、ジュリアスの扱いかわいそうだったな…。最後、謎の裏に内人が関わってたところかなり驚かされた。2021/10/02
まるぷー
18
世界的有名なゲームクリエイターが作った謎のゲームに内人、創也といつも敵対しているプランナ御一行がチームを組んで参加。とても危険な命懸けのゲームだとか。シャボン玉の追撃は不気味だったけど最後の勝負がジャンケンとは。創也、内人、ジュリアスのチームプレーというか心理戦が面白かった。最後は搭が崩れる前に間一髪の脱出でゲームオーバー。ゲームは命懸けでやるもんじゃない、おもしろいと思えなければと。このゲームの参加に際し内人とジュリアスが関わっていたことに悩ましい。10年後凄いクリエイターになっていることを二人は誓う。2021/10/14
emakaw
15
今回は、ウォーレン・ライトの作ったR・RPGへGO!あら、栗井栄太やユラさん、それに…梨田先生も。八人以上のチームを作れって言われたから、みんなと協力するか…。リーダーはジュリアス。でも、まだ幼いからリーダーの言ったことと反対のことをすればいいってことだね。昔、ある少年が書いた小説がモデルになってるらしいんだけど、命を懸けるようなゲームは大っ嫌いな神宮寺さん、すごい怒ってる。優勝したら一人九千万円もらえるんだって。この最凶チームで、優勝できるかな?2024/02/04
ざるめ
14
映画版やドラマ版に寄り道した後の原作はやっぱり面白いなo(^∇^)o新しい話はワクワクドキドキ度が高い!しかも、いつもは敵対している者同士が一つのチームになってゲームを攻略していく楽しい展開(゜▽゜*)次回も楽しみだわ~(^^)とりあえず「まちトム」祭りはこれで一旦終了(^^;)2021/09/23
ほたる
8
ドリームチームで挑むR・RPG。謎のゲームマスターは今後も大きな鍵となりそだ。シリーズの中でのスタンダードなお話だったと思う。ここから手に取る人(そんな人いる?)にも優しい内容で、マチトム世界を知るには持ってこいの一冊だったと思う。2021/07/28