内容説明
2021年実写映画公開! 累計190万部突破の「都会のトム&ソーヤ」シリーズ、最新刊!
平凡だがサバイバル能力に長けた内人と頭脳明晰な創也。中学2年の男子2人がタッグを組み、究極のゲームを作っていく、大人気の物語。
初めての方も、この巻から楽しめます!
突然の転校生が、クラスの心を鷲掴みにした。その存在は、謎めきすぎていて……!? 創也が、これまで内人にしか明かしていなかった「砦」へ招待し、時見の真田女史も迷いが生じるほど。はたしてクラスの平和は保たれるのか? わくわくが止められない、17巻!
●著者紹介
はやみねかおる
1964年、三重県に生まれる。小学校教師となり、クラスの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書き始めた『怪盗道化師』で、第30回講談社児童文学新人賞に入選。青い鳥文庫「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、ノベルス「虹北恭助」シリーズなどの作品がある。『恐竜がくれた夏休み』他で「うつのみやこども賞」を4度受賞。
にしけいこ(西炯子)
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。『初恋の世界』(月刊フラワーズ)を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はな
26
学校でのドロケイ。柳川さんと内人のバトルが1番ドキドキしました。ユラとの百均デートにうかれる内人は中学生らしくて可愛い(笑)にしても、妖の正体は結局謎のまま。パラレルワールドが出てきて、令夢の夢と繋がった感があるけど、これからどうゲームを展開させて行くんだろう?ドロケイゲームをもう少し掘り下げてほしかった気はします。次巻ももちろん読みます。2021/08/14
まるぷー
21
転校生の加護妖を歓迎するレクリエーション大会ドロケイ。頭脳集団が紛れ込んだりコンピューターシステムの不具合によるシャッターや電灯の作動不良などドタバタしたけど、当初の目的加護妖を楽しませる目的は達成はした。しかし、その加護妖はまたまた転校していくことに。そういうことねと頭脳集団の動きも不穏。コンピューターはその指示には忠実過ぎたってことも。ドロケイは懐かしい。ルールはかなり違ったけど学校中を走り回ったのを思い出す。内人と創也の父親がリアルに登場したのは初めてか?2021/10/11
ざるめ
13
うわー懐かしい!ドロケイだ(゜▽゜*)と思っていたけれど、私が幼少期に興じたドロケイと全然違ーう(>o<")いつもどおり楽しく読んだけどね(´▽`)♪大好きな卓也さんの登場が少ないのがちと不満(-_-;)これから、映画化してノベライズ、ゲームブックなどが続々と発売されるらしいので、気分は都会トム祭りじゃ~い♪ヽ(´▽`)/2021/04/22
emakaw
10
さあ、今回は謎の転校生、加護妖(漢字あってる?)が登場!めっちゃ美人!趣味の幅も広くて、話が合う~!加護妖さんを歓迎するためにレクを企画してくれって頼まれちゃった創也(と、内人)。結局、ドロケイ(ケイドロ)をすることになりました~。…まあ、猪突猛進大バカ野郎で冷血漢の創也が企画するんだから、普通じゃないってのはわかるよね。警察チームと泥棒チームにそれぞれ敵のスパイがいるっていうルール。警察は「クリスマスドクロ」を守り、泥棒はそれを奪う。さあ、果たして結末はどうなるんでしょうねぇ…。2024/02/01
UK
8
本作は、特に主人公たちの良さが現れていた気がする。楽しいドロケイも懐かしく、久しぶりに物語に没頭できた。ただし、結局その物語も全て操られていたのか? と考えると、ゾクゾクするものがある。はやみね氏のブラックな部分と物語を、どのように終結させるのか。映画化も決まり、盛り上がってきたところで、著者は収拾をつけようとしている。この夏出る新作群が楽しみで仕方がない。2021/07/01