内容説明
謎の天才ゲームクリエイター、栗井栄太からとどいた招待状。創也の頭脳と内人の行動力は、彼のしかける挑戦に勝てるのか! そして、栗井栄太の正体は? 廃ビルの砦にこもって、究極のゲーム作りをめざす創也は、ライバルの天才ゲーム作家に会うため、手がかりを追ってデパートへ。しかし、そこで待っていたものは……。サバイバルの天才、内人を相棒に、都会の中で、新たな冒険がはじまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
65
今回も創也と内人はハチャメチャな冒険に挑みます。真夜中のデパートで鬼ごっこしたり、天才ゲームクリエイターのゲームの館に招かれたり。性格も得意分野も違う二人はどんどん良いコンビになってきました。私はゲームは全くしないので、正直あまりこのシチュエーションはピンときません。息子やその友達のようにゲーム好きの男子にはピッタリな作品なのかなぁ…2023/06/20
ぶんこ
48
1巻に続いて読むと少しトーンダウンかなという印象。それは栗井栄太が誰かを見破った「ゲームの館」での登場人物の意外性。もっと頭がいい人たちというイメージだったのです。ただ内人君のサバイバル術は面白い。ガムテープを紐にする技は覚えておきたい。次巻はどんな技を披露してくれるのか、それが楽しみ。2020/09/13
ユメ
30
疾走感溢れる2巻。内人と創也が自分たちの足でひとつひとつ冒険をクリアしていくのが気持ちいい。冒険が迎えにくる内人と創也の二人はやっぱり最強のコンビだと思う。内人のおばあちゃんの「童謡弁当には、神のミソ汁がついてくる」は名言。いつだって「童謡弁当」な内人と創也が好きだ。栗井栄太よりすごいR・RPGをつくると宣言する創也。「自分たちが住むこの都会(まち)で、トム・ソーヤのような冒険ができる」というこのシリーズの精神に改めて感銘を受けた。創也がつくる「第五のゲーム」、それはこの物語そのものなのではないだろうか。2017/06/30
タカギ
27
この本の中で著者は未来を予見している。これからはリアルRPGの時代になる、と。現在流行中のリアル脱出ゲーム、2004年当時は、まだなかったよね? それとも出始めていたのかな。私はテレビゲームがまだ好きだし、今ではスマホゲームも好きです。恐ろしく時間を食われて、その間の記憶がないことが怖いけど。内人と創也の冒険は、いい大人の私にとっては虚構と現実の間の微妙なラインといったところなのだけど、小学生だったら、2人と一緒に冒険しているようでわくわくすると思う。謎解きはパズルゲームみたいにちゃんと答えがあるタイプ。2019/10/19
こふみ
26
1巻に続き2巻も読了。先が気になって テンポ良く読み終わりました。この夏「都会のトム&ソーヤ」にはまった我が家の小6男子は8巻まで読了。公開中の映画も見てきました。卓也さん役の中川大志がカッコ良かったです(*^^*)。2021/08/14
-
- 電子書籍
- この世界は私のもの~断罪エンドの悪役令…
-
- 電子書籍
- イラつく女リスト(分冊版) 【第5話】…
-
- 電子書籍
- [話売]晩鐘の鳴る頃に~恋はごはんの後…
-
- 電子書籍
- HIACE Style vol.107