内容説明
おかげさまで20周年! 累計215万部突破の「都会のトム&ソーヤ」は、頭脳明晰な創也と、サバイバル能力に長けた内人がタッグを組み、究極のゲームを作っていく、大人気シリーズです。
小学2年生のときに埋めたタイムカプセルを掘り出すため、内人は同窓会らと、網野山へ向かう。一方、小学校はちがっていたた創也も、仕事で山に呼びだされて……?マイクをにぎりしめるユラや、お宝を狙う栗井栄太も参戦。過去と現在が交錯する同窓会は、かなり荒れもよう!
●著者紹介
はやみねかおる
三重県に生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!!虹北学園文学部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。
にしけいこ
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』『初恋の世界』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
26
面白かった。さすが20巻記念。創也と内人が対決と言うのはもうそれだけでワクワクするし、先生のエピソードも良かった。あとちびトム&ソーヤは、何が一番ビビったって、一年生設定なのに「スマホ持ってないの?」ってセリフが出てくるところ…令和アップデート、怖い…(;´༎ຶ༎ຶ`)2023/06/28
はな
19
面白い本を読むと、時間がたつのはほんとはやい。仲良しコンビが食い違ったまま猛突進してくのは読んでて気持ちがいい。敵役がちょっと味気なかった気がするけど、今回のトラップはすごいどきどきしたし、ユラさんがいつもより出番多くて楽しい一冊だった。小さい頃の二人のやりとり可愛い!2023/06/10
ざるめ
16
今回も内人のおばあちゃんの知恵袋(?)が輝く作品で楽しかった!(^o^)でも最初の頃より命をかける事が多くて、ちょっと引くわ~(>_<")桃井さんや黒夜など謎めいた人達も出てきて、この先もっと危険が増えそう(゜゜;)ドキドキ2023/04/11
じょうき
15
図書館本。それと知らずに創也と内人が対決する、すれ違いコントのような面白みがある。暗殺されそうになっても平然としていられる内人はもはや全く普通でない。サバイバル全開のブービートラップ・ハウスを突破していくのは爽快で、舞台裏と合わせて進んでいくのが面白い。明言されてはいないが、リッパーの正体は…ということでいいのだろうか。なんだか切ない。黒夜という名前が意味深に登場し、あとがきでも匂わせている。いよいよ核心に入っていくだろうか。2025/01/31
さわこ
13
内人と創也が本人たちも知らずに対決していたり、二人の小学生時代のお話があったりで楽しかった!小学生の頃から変わらないなあ。表紙の小さな二人のイラストが可愛い。二人のお子さんは、学校の先生になったんだね。しかも、はやみね先生と同じく小学校の。あとがきでずっと成長を感じてきたので嬉しいです。★★★☆☆2024/10/19