ビームコミックス イムリ 5

著者名：三宅乱丈【著者】

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784757746114

内容説明

文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞受賞!　ダ・ヴィンチ「絶対はずさない！プラチナ本」選出！　「謎が謎を呼ぶ構成と緊迫感に満ちた展開」（朝日新聞）　「期待は高まるばかり」（読売新聞）など、各メディアで絶賛の嵐を呼ぶ、現代漫画の最高峰！　『ぶっせん』『ペット』など、圧倒的個性で漫画ファンの熱い注目を浴び続ける鬼才・三宅乱丈が、その才能のすべてを解放して挑む、壮大で精緻なSFファンタジー・ロマン！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

弱者が弱者を支配する。このあまりに残酷な構造がデュルクを傷つけてゆく。世界を理解していく中で、デュルクの優しさが損なわれない事を祈るばかり・・・。

2015/12/24

[こと]

自分さえよかったらいいという双子の弟に共感できないデユルク。ずっと疑問に思ってきたことがここで爆発されてしまった！人というのはなんて残酷なんだろうと感じる漫画です

2017/02/03

[みなみ]

1～5巻。面白いという評判を聞いて購入。なんとなく佐藤史生のSF作品を思い出す世界。固有名詞や社会階級、術の概念が難しくて戸惑ったけど、まあこれは慣れかな。今後読み込んでいけばますます慣れそう。デュルクの母親が夢に見た予言的イメージに向かってどう物語が進んでいくのか楽しみです。

2015/12/26

[てんてん(^^)/]

何と言う残酷な試練。ラストのデュルクの悲痛な叫びが胸に突き刺さる。。。デュルクとミューバの関係がこれからどうなっていくのか、ラルドがガラナダがどう動くのか、そしてかわいいドープおじさんは？？気になってしょうがない！！

2008/12/28

[斑入り山吹]

あまりにショッキングな表紙。ああ収束するかな、この方向に進むかな、と思わせといてショッキングな方向へガツンと話を転がす三宅氏のやりくちに翻弄されております。やはり奴隷だったのか、ラルドは…。あやういミューバはどうなるのか？

2011/09/02