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内容説明
紫(むらさき)の上(うえ)との永遠の別離(わかれ)。最愛の妻は最期に幸せだったのか。晩年の光源氏(ひかるげんじ)は紫の上ひとりを愛し、静かに満たされた余生を過ごそうとする。しかし最愛の妻は、もはや彼の愛から解放されることを望んでいた。そして病床の末にこの世を去る。源氏ひとりを残して……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
50
漫画。源氏物語、光源氏編完結。[其の三十八]二の宮を手に入れようと外堀から埋めていく夕霧だが、逃げられて叶わず。しかし世間からは既成事実ありと見られ可哀想な二の宮[其の三十九]夕霧の浮気に怒りの雲居の雁は実家に帰る[其の四十]紫の上が亡くなる[其の四十一]失意の光源氏[其の四十二]今までの女性たちを思い出しつつ、紫の上への真実の愛を初めて認めた光源氏は出家し、亡くなる▽派手やかな人生でした。物語の持つ力の強さよ!連載小説ならば読まずに死ねない、紫式部マジリスペクトっす(褒)
たまきら
36
この巻で光の君はおかくれに。美しい表紙です。結局母も父も、最愛の人も何もしっかりとつかめなかった花のような男。どんなに多くの人に愛されようと不幸せであっただろう男。長い時を経ても、日本人にはこのような不実な一瞬の美を愛でるこころが息づいているんだなあ…。2023/06/06
あーさん☆本に埋もれてます(╯︵╰,)
35
大人向けの表紙。2018/05/27
punyon
30
源氏の子とは思えない、品行方正の夕霧君が突如女に狂いだしちゃった。ところが経験値ゼロなもんだから、ホントにKY。で、荒れる荒れる(笑) そして、とうとう紫の上の死。源氏の嘆き悲しみは、所詮己が身から出た錆。なのに奴めもきれいにあの世に旅立っていっちゃって、光の君のお話は一応ここで完。奴のプレイボーイぶりは、腹立つ以外の何物でもないんだけど、これだけ紫の上にベタ惚れの姿を見せつけられると、その一途さが少々羨ましかったりして(笑)とにかく、いろは歌で悟りの世界を開いて見せるこの8巻のラストは上手いわぁ~💖2022/06/15
まい
25
【完全版8巻-藤壺,葵の上,六条の御息所,夕顔,紫の上,末摘花,朧月夜,槿の君,源の典侍,花散里,明石の上,空蝉,秋好中宮,玉鬘,女三の宮】母・桐壺の面影を重ね藤壺に恋し、叶うことのない恋の寂しさを埋めるため多くの女性を求め、そして藤壺の形代として共に過ごした紫の上。 紫の上が亡くなり初めて、形代などではなく心から愛していたと嘆き悲しむ姿に、切なさで胸がいっぱいになりました(。>ω<。) この巻で光源氏、完。残る2巻は宇治十帖。2015/03/07
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