バーズコミックス デラックス<br> Under the Rose (4) 春の賛歌

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バーズコミックス デラックス
Under the Rose (4) 春の賛歌

  • ISBN:9784344808669

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内容説明

19世紀英国。貴族が貴族たりえた最後の時代。ロウランド伯爵家の貞潔な家庭教師レイチェル。彼女は、次男・ウィリアムの纏う暗く冷たい闇に絡めとられ、諍うかいもなく幾度も幾度も辱められる。背徳の罪に絶望し、闇から逃れるためにさらに深い暗黒の淵に没しようとするレイチェル。だが、彼女は知る。ロウランド家の闇は、ひとりウィリアムのみが纏うものではないということを--。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

天の川

21
ウィリアム、そんな支配の仕方は卑怯じゃないか!前の巻での家庭教師レイチェルの心の底にある偽善への指弾は一定頷けても、彼女の心を壊すのは…。攻撃的なライナスが非常に健康的でわかりやすく感じてしまうほどの歪み方。私は頑ななアンナは伯爵への愛情を素直に見せられないのだと、今も信じたい…。下三人の子どもたちの可愛さと巻末マンガがなければ、読み進むのが辛いだけになりそう。2015/01/14

veri

8
ああもういたたまれない。先生がいくら偽善的であったとしてもこれは酷い。ウィリアム君は何を守ろうとしてるのか。アルがなー。伯爵の次にヤバそうなんだなー。あんな家で優しそうでマトモそうなのこそが異様。段々と先生も変化してきているけれど良い方か悪い方か。状況によりけり。伯爵だけがまだ尻尾出さない。優秀な人間は信頼され易く、見逃され易い。それは利点でもあるけど気付かないうちに捻じ曲がってしまう。過ぎたるは及ばざるが如しとは言うけれど、持って生まれた素養は如何ともし難く。ああ本当に難しい漫画。先生が見てて苦しい。2014/08/10

sakko/さよ

4
再読。辱められるレイチェル。とにかく重い… アンナの森番との過去話もつらい。最後らへん一気に登場人物が増える。2015/03/08

砂月周

4
アンナの過去が切ない。時代背景考えると仕方ないのかな?と思うけど、森番の彼は今どうしてるんだろうとふと気になった。どんどん追い詰められていくレイチェルがどうなっていくんだろうと、ハラハラしてます。2012/05/12

片雲さくら

3
「僕より先にあなたの花を…」て誰のことを言ってるの? 何を知ってるの? また面倒くさいくらいに人が増える。何も解決しないまま次から次へ問題が増えてく。怖いよ。終わるのかな、この話。2015/10/17

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