小学館文庫<br> メタルカラーの時代11 わくわくする大科学の創造主

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小学館文庫
メタルカラーの時代11 わくわくする大科学の創造主

  • 著者名:山根一眞【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 小学館(2012/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094080520

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内容説明

すばる望遠鏡の大技術で宇宙の深奥を探る!

誰も見たことのない宇宙の果てをとらえる望遠鏡を作ろう! ハワイ島標高4200メートル山頂に建造された、日本の「すばる望遠鏡」は、世界最大最難のプロジェクトだった! 北海道空知郡上砂川町に作られた地下710メートルの「無重力実験施設」。日本でもっとも深い穴でありながら宇宙開発に不可欠のこの施設には、NASAの技術者も通うという。宇宙への夢を載せた大科学の技術を、日本が誇る一大プロジェクトに結実させたメタルカラーたちに聞く。

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目次

4200メートル山頂に世界最大“すばる望遠鏡”を建造―国立天文台
“反射鏡の凹凸”を2万分の1ミリに保つ「すばる」の大秘密―三菱電機
大主鏡に施した「すばる」の世界一大変な“人力そうじ”―国立天文台
“初の星の光”が「すばる」に入った日の予想外の事件―三菱ヒロ望遠鏡プロジェクト
1億画素デジカメ相当の「すばる」超絶“データ処理”―国立天文台
「山頂に天文台を」という“日系人の夢”と「すばる」―アキヤマ・ミツオ
時速360キロで地下710メートルへ“無重力実験施設”―地下無重力実験センター
地下突進カプセルを停止“エアーダンピング・ブレーキ”―三井造船
砂時計の砂が宙で停止する“地下なる宇宙開発”―石川島播磨重工業(IHI)
猛落下カプセル完全生中継“光通信システム”―東芝
世界一美しい炎の“燃焼メカニズム実験”秘話―北海道大学
平和実現と新考古学の“衛星画像解析”―東海大学情報技術センター
日米合作“熱帯降雨観測衛星”が異常気象を解明―TRMMプロジェクト
5×20キロ“宇宙太陽光発電所”建造の大構想―京都大学
ハイジャック事件で話題“超高感度TVカメラ”と深海―NHK放送技術研究所

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

16
メタルカラー第11巻は、宇宙に関連するものが大分を占めています。すばる望遠鏡の据え付けや人力そうじや昴に関する様々な技術や目に見えない努力などがこの対談によって明らかにされていきます。宇宙太陽光発電所や深海でのカメラの技術など我々はその結果としての画像を見てすごいと言っているだけですが、その根幹の技術は日本産業の今後の発展につながると感じます。2014/06/13

Char

1
★★★★ 「なんかおもろいサイエンス系ご存じですか」と聞いたら、会社の読書先輩の立川さんからささっとご紹介いただいた一冊。メタルカラーの時代はメーカーの人間だった親父に高校生の時に「これ読んどけ」と紹介された第一号からその後第4号くらいまでは読んでましたが、大学生時代はハードカバーを買う金がなくて一度休止(笑)。で、11号を先輩に再び紹介していただくとは!。 本書は日本のジャーナリズムでも珍しい「褒める」ことを貫くシリーズ。日本の技術、潜在能力の高さをハワイの天体望遠鏡「すばる」建造や世界最大の無重力施設2012/01/21

タッチー

1
日本の技術力・もの作り力に感動。やっぱりメタルカラーが日本を支えてるし、そうしないとやばい。2011/09/29

文章で飯を食う

1
技術は一日にしてならず。すばるの前に世界一の野辺山の電波望遠鏡があったのだ。2010/05/18

和彦有住

0
電子化済み2020/06/06

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