少年サンデーコミックス うしおととら（２７）

著者名：藤田和日郎【著】

小学館（2013/03発売）

• ISBN：9784091234070

内容説明

それは何の前触れもなくやってきた。一陣の風が吹きぬけた後、うしおととらのことを覚えている者は誰もいなかった。混乱するうしお、怒るとら…そして麻子と真由子の身にも！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[流之助]

表紙の絵がかっこいい。うしおが黒でとらが白。イメージ的には逆なんだけど、この巻にはあっている。うしおととらの記憶を失った者たち。精神的に本当にキツイ攻撃。白面はわざと時順たちに獣の槍が壊れる未来を見せたんだろうな。東西妖怪連合は純朴すぎて白面の老獪さにやられっぱなし。アニメだともっとさくっと描かれているので妖怪たちがすごくバカっぽいけども。麻子と真由子の献身ぶりが辛い。物語を通して救いになるのはとらの存在だ。とらがいつも通りとらでいてくれるだけで本当に心強い。マユコと名前呼びするのにも激しく萌えた。

2018/02/09

[いおむ]

既読済本登録です。

2021/06/09

[sion]

やっぱり真由子ハジエメイの子孫だったのね。　ここにきて力も覚醒したとは。とらの当たりだったか。皆、うしおの事を忘れてるのに何故結界もないとらが覚えてられたのか気になります。麻子と真由子の友情とうしおへの思いに涙。

2015/08/30

[あき]

みんなが潮を忘れ孤独の中、妖怪たちに、真由子や麻子が酷い目に遭わされ、傷だらけになりながらも、妖怪たちと戦うのを拒否する潮。それが彼の強みなのか弱みなのか。

2015/03/02

[園宮]

空回る潮ととら。みんな自分の事を忘れてる時に、結界の中にいて自分を覚えてくれている小夜は癒し。お守りさまと小夜のコンビは昔から好きだったわ。で、何年か前にオマモリ様に似てるコケシを見つけたのでわが家に居るよ。ってくらい私、うしとらの影響受けてるんよねー。しみじみ。そして、たたみかけるように真由子の真実は判明。読んでるうちに気づくから衝撃はないんやけどね。

2015/07/31