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内容説明
人間と妖たちの結界で捕えた白面にとどめを刺すべく、うしおととらの最強コンビがタイマンで挑む!消滅か生還か…光と闇の激闘、ついに決着。風雲妖怪大活劇、堂々完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
29
すべての伏線が回収され、カタルシス。名言、名シーンのオンパレードだ。ラストの雲外鏡のおんじの語りがアニメでしっかり描かれているのには感動した。最強の悪態の章のうしおととらの姿に血沸き肉踊らない読者がいるだろうか。いや、いない。戦いが終わり、誰もいなくなった蔵を振り返ったうしお。涙を流さず、麻子と真由子のほうへ向けられた顔には力強い笑み。そしてもちろん、白面の者という最高のヒールがいたからこそ輝いた物語だったということも忘れずに付け加えておく。とても楽しく全巻読み終えることができた。ハラァ・・・いっぱいだ。2018/02/13
Sayaka
16
もうボロ泣き。うしおととらを読んだのは、中学生・大学生・プー太郎・オバちゃん時代と4回目だけど今回が1番泣いたんじゃないかな。今まで出てきた妖怪やエピソードが全部最後に出てくるので飄さんの仇討ちのあたりから泣きっぱなし。中でも真由子がとらの髪を何度も梳かすシーンは分かってるのに涙で読めなくなる。ええ話でした。2016/09/11
タク
14
今読むと、うしおは確かに本質的には成長してない事がよくわかる。でもそれは悪い意味ではなくて、過酷で悲惨な運命の連続に一時的に迷う事や泣き言を漏らす事もあったけど、それでも彼は純粋に真っ直ぐで心優しい少年として最後まで走りきったという事(むしろ成長するのはとらの方)。連載当時は「とある少年の成長物語」として読んでたけど、実は「とある少年の在り方」を描ききった作品なのだと実感させられました。名作です。2010/11/07
いおむ
13
既読済本登録です。2021/06/24
園宮
13
目からこぼれそうな涙を我慢したら鼻から涙が出ちゃったよ。そういうシーンが次から次へとやってくる。全員集合。うしとらが旅して出会った一つ一つの思いがすべてここに繋がる。なんかもう、言葉が出ないよ。とらちゃん、みんな。。2015/08/01