内容説明
京都の春を彩る「ミス振袖コンテスト」。その審査員に選ばれたキャサリンは、会場で「3・16」と書かれた謎の紙片を受けとった。3番の女性が突然倒れ病院へ。16番の女性の運命は!? しかし大会は強引に進められ、優勝者に王冠がかぶせられた瞬間……! 本格推理の醍醐味が満ちあふれた、名探偵キャサリン傑作集。
目次
京絵皿の秘密
呪われた密室
ミス振袖殺人事件
針供養殺人事件
割りこんだ殺人
京菓子殺人事件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
79
キャサリンがミス振袖の審査員になる。 いくところ必ず殺人があるのだが、 性格が特別なのか,さほど苦にならない。 興味心が旺盛で,日本の文化を吸収しようとしたり、 京都の文化,名跡をひとつづつ辿ってもらえるのはありがたいです。 京菓子殺人事件は、ほかの事件と違って、ちょっと悲しい結末です。 いろいろな結末のものがあるので、推理小説なのだとわかりました。2012/09/22
ichiezo
2
アメリカ人女性キャサリンと友人の大学教授浜口のコンビが京都を舞台に殺人事件を解決していく。京友禅や京菓子など京都の文化も楽しめる。テレビの2時間ドラマで、日本人の設定になっていたのが残念。2013/01/26
miku
1
【再読】キャサリンシリーズ短編集。最初の「京絵皿の秘密」はコミカライズで先に読んだので驚きはなし。次の「呪われた密室」は二人の恐怖体験が何か新鮮。一番面白かったかも。表題作も面白かったけど、司会者のアナウンスのせいで、他作品では忘れがちだった時代を感じてしまった。トリックはフツーすぎ。2016/03/17
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