内容説明
京南大学大藤教授邸の新年パーティで惨劇が起きた! 殺されたのは、現代の“和泉式部”と称される野川いずみ。同席した“清少納言”藤原彰子、“紫式部”嵯峨紫とともに助教授の椅子を争っていた。さらに同大学の有力教授が密室内で毒殺……。大学の人事をめぐる暗闘が、連続殺人の動機!? 『枕草子』を手に、キャサリンと浜口一郎の名コンビの、華麗な推理が冴える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
15
2時間ドラマでお馴染みのキャサリン…まさか外国人だったとは…驚きでした。一郎とキャサリン…そして、狩矢警部と橋口さん。大好きな人たちが活躍してました。そして、清少納言や紫式部、和泉式部なども出てきて嬉しい。小野小町も。キャサリンの“オノノコマーチ”が可愛くて好きだったな。それにしても、いつか読みたいと思っていた清少納言〜が読めて嬉しい。他のシリーズも読まなくちゃ。Kindle Unlimitedにて。 2023/11/06
sige***
1
火サスで好きなシリーズだったので読んでみたけど、ほんと火サスのまんまだった。主人公のキャサリンがドラマと違って外国人だったのが意外だった。2007/10/01