内容説明
キャサリンのペット・九官鳥が脱走。捜査を頼んだペット探偵から、数日後、発見の報が入った。駆けつけたキャサリンと浜口は、そこで家主の藤枝和男の毒殺死体と遭遇、殺人事件の渦中に……。藤枝家から消えた十億円の現金と五人の容疑者! 見つかった九官鳥は別の鳥だったが、その鳥の喋った言葉に事件の鍵が!? おなじみ名コンビが、難事件の数々に挑戦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はんく
1
短編集。どの作品にもそれぞれ創意工夫は見られるし作品中に余計な夾雑物がなく純ミステリ(導入部→事件→謎→推理→解決)に徹しているのもの好感触。また探偵(キャサリン)とワトソン(浜口)のコンビの安定感も言わずもがな。しかしそれだけ手慣れているぶんだけトリックに小手先の技巧というかつまらない小細工感が終始つきまとい量産型作家の弱点を見せられた気分。2018/02/28
miku
0
【再読】キャサリンシリーズ短編集。表題作より最初の「盗聴できない殺人」が面白かった。携帯電話が一般に出回った頃の話。そんな機能の電話なんてあったっけ?と思ったけど。珍しく、事件解決後の種明かしだった。2016/03/24
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