内容説明
パリからニューヨークへと向かう飛行機に一人の美女が座っていた。トランシルヴァニア国のルナ姫。彼女は未来透視の才能を持つミスティック(神秘家)だった。精神を集中して予知夢の世界に入った彼女の意識を、強烈な衝撃が襲い、膝の上の水晶玉が炸裂した。「――落ちる!」彼女の絶叫の直後、訪れた凄惨な現実とは?! 宇宙の破壊者「幻魔」とルナ姫を中心に結束する正義のエスパー(超能力者)の戦いを描く壮大な宇宙ドラマ、いよいよ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミヤト
11
昔の小説ということもあってか、だいぶ展開は遅め。バトルアクションものかと思いきや、想像していたものとは違うもので、やや拍子抜けした。キャラの背景をじっくり描いていたぶん、後半の能力覚醒は盛り上がった。2023/03/05
ist
10
Kindleの全巻セットを買って。登場人物のベガもルナ姫も東丈もまだ誰にも感情移入できん。これからしばらくは仲間集めかな?2017/03/12
いおむ
9
既読済みです。2019/06/27
うえはらちから
6
だいぶ前にアニメを見てそれ以来の原作初挑戦。映画の内容はまったく覚えてない。幻魔という巨大な敵と人類はどう戦っていくのだろうか。 角川プレミアムクラブで読んだが1巻しかなくこのサービスで続きが読めるのだろうか。2014/12/23
東森久利斗
5
ウクライナ、コロナ、異常気象、…、幻魔の仕業?、あいつも幻魔? 幻魔の標的、私欲、嫉妬、猜疑心、怨恨、…、かくも弱き人間、己の内面に迫りくる幻魔の魔の手、社会に蔓延る悪行、現魔な世界、現魔との闘い。自己啓発を促すカルトな宗教法人サーガ。宇宙エネルギー、輪廻転生、カルマ、…、教義、説法、説教のリフレイン、幻魔教の洗脳、マインドコントロール。ギネスな冗長さ、長くてクドイ。レトロ感満載、網走番外地な登場人物と会話、アダルト劇画風な生頼範義の装丁とイラスト。大時代がかった昭和文化の象徴。映画のほうが面白い。2023/01/25