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アジア人物史〈第3巻〉ユーラシア東西ふたつの帝国

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  • サイズ 46判/ページ数 728p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081571031
  • NDC分類 282
  • Cコード C0320

出版社内容情報

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集英社創業95周年記念企画




【総監修】
姜尚中
【編集委員】
青山亨〈東南アジア)・伊東利勝〈東南アジア〉
小松久男〈中央アジア〉・重松伸司<南アジア〉
妹尾達彦<中国>・成田龍一〈日本〉
古井龍介〈南アジア〉・三浦徹<西アジア〉
村田雄二郎<中国・李成市〈朝鮮半島〉
【装丁】
水戸部功
【カバーイラスト】
荒木飛呂彦


「アジア」と名指される広大な領域を、東西南北、古代から21世紀へと、縦横無尽に駆けめぐる。
現代のアジア史研究の第一人者である編集委員たちと、東洋史研究の伝統を継承した人々が、古代から21世紀までを展望し、圧倒的個性を掘り起こす!


編集にあたって 姜尚中 Kang Sang-jung

歴史への興味の根底には、人間への関心がある。
『史記』を「列伝」が支えるように、歴史書に力を吹き込むのも評伝である。 私たちは、誰もが内に持つ自然な好奇心に着目し、有名無名の人々の評伝を積み重ねて描く『アジア人物史』を構想した。
対象とする地域は、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア、 すなわちアジアと名指される領域の全体である。

現代のアジア史研究を代表する編集委員たちが集い、数年がかりで協議を重ね、各エリアの主人公、副主人公、彼らを包み込む人々の連関性を発見し、魅力的な小宇宙を形成していった。

人物選定の際に重視したキーワードは“交流”である。
それは交易や、宗教、思想、芸術の伝播といった平和友好的なものに限らず、略奪、侵略、戦争などの激しい衝突をも含む。また、長い時を超えた“交流”もある。
私たちは、一冊の中に全地域の人物群を万遍なく配し、小宇宙同士を越境的に繋ぎ、 第一巻から最終巻まで概ね時代順に配列した。こうした構成から、縦割りの地域史とは違う“アジア通史”とでもいうべき像が、自ずと浮き彫りになるだろう。
東洋史研究の厚みを継承する人々の力を結集したこの試みが、異なる文化圏、言語圏の読者にも共有される日が来ることを願ってやまない。


【第3巻】ユーラシア東西ふたつの帝国
武則天、玄奘、元暁、道慈、ソンジェンガムポ、トニュクク、 安禄山、杜甫、黄巣、サンジャヤ、シャイレーンドラ王家、ジャヤヴァルマン2世、マームーン、耶律阿保機、王建、他。
「月報」エッセイ・ヤマザキマリ


第1巻 神話世界と古代帝国
第2巻 世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア
第3巻 ユーラシア東西ふたつの帝国
第4巻 文化の爛熟と武人の台頭
第5巻 モンゴル帝国のユーラシア統一
第6巻 ポスト・モンゴル時代の陸と海
第7巻 近世帝国の繁栄とヨーロッパ
第8巻 アジアのかたちの完成
第9巻 激動の国家建設
第10巻 民族解放の夢
第11巻 世界戦争の惨禍を越えて
第12巻 アジアの世紀へ
索引巻

目次

第1章 中国史上ただ一人の女性皇帝
第2章 玄奘、その理想と現実
第3章 東アジア仏教の基調を築いた僧侶・居士
第4章 先進文明としての仏法の受容
第5章 天孫から転生へ―チベットにおける権威の継承とその変化
第6章 突厥とソグド人―唐帝国をゆるがした草原とオアシスの民
第7章 八世紀の世界文学―歴史は詩人をもって語りうるか
第8章 唐朝の破壊者、新時代の建設者?
第9章 東南アジアにおける初期国家の展開
第10章 イスラーム帝国アッバース朝の確立と変容
第11章 契丹国の建国と東ユーラシア史の新展開
第12章 高麗建国者・王建と後三国時代の豪族たち

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

22
唐とアッバース朝の2つの帝国を中心に。めっちゃ分厚く内容盛りだくさんなので、パラパラと読む。耶律阿保機という名前かっけえなと思ってた契丹や突厥等の遊牧民の章が面白かった。ハングルじゃないけど契丹大字小字という独自の文字を建国早々造り上げ、300年以上も国がもったんだからすごいことだよなあ。唐末期の黄巣は名前は知ってたけど、食用人間を家畜として飼い、石臼にぶっこんで兵站とする舂磨砦とはいったい…。則天武后は本邦の奈良の女帝とも被るけども、仏教が女性皇帝の正当性を担保するというのはなるほどな~と。2024/07/20

崩紫サロメ

16
人物を主題にすることで国の枠組みを超えてその時代を描けることが本シリーズの良さであるが、この巻では時代を縦断しているところもあった。具体的には「東アジア仏教の貴重を築いた僧侶・居士」で、新羅の僧。元暁を中心とし、その影響を受けた他国の僧、更には20世紀初頭の歴史家崔南善による元暁に対する評価、韓国ナショナリズムと元暁など、一人の人物を軸にすることにより、縦にも横にも展開していて面白い章であった。2023/09/20

スプリント

9
取り扱っているテーマが幅広いのがこのシリーズの特徴。 国家の興亡だけでなく宗教や文化もテーマ化していることがありがたい。2025/01/12

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