アジア人物史〈第2巻〉世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア

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アジア人物史〈第2巻〉世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア

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  • サイズ 46判/ページ数 692p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081571024
  • NDC分類 282
  • Cコード C0320

出版社内容情報

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集英社創業95周年記念企画




【総監修】
姜尚中
【編集委員】
青山亨〈東南アジア)・伊東利勝〈東南アジア〉
小松久男〈中央アジア〉・重松伸司<南アジア〉
妹尾達彦<中国>・成田龍一〈日本〉
古井龍介〈南アジア〉・三浦徹<西アジア〉
村田雄二郎<中国・李成市〈朝鮮半島〉
【装丁】
水戸部功
【カバーイラスト】
荒木飛呂彦


「アジア」と名指される広大な領域を、東西南北、古代から21世紀へと、縦横無尽に駆けめぐる。
現代のアジア史研究の第一人者である編集委員たちと、東洋史研究の伝統を継承した人々が、古代から21世紀までを展望し、圧倒的個性を掘り起こす!


編集にあたって 姜尚中 Kang Sang-jung

歴史への興味の根底には、人間への関心がある。
『史記』を「列伝」が支えるように、歴史書に力を吹き込むのも評伝である。 私たちは、誰もが内に持つ自然な好奇心に着目し、有名無名の人々の評伝を積み重ねて描く『アジア人物史』を構想した。
対象とする地域は、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア、 すなわちアジアと名指される領域の全体である。

現代のアジア史研究を代表する編集委員たちが集い、数年がかりで協議を重ね、各エリアの主人公、副主人公、彼らを包み込む人々の連関性を発見し、魅力的な小宇宙を形成していった。

人物選定の際に重視したキーワードは“交流”である。
それは交易や、宗教、思想、芸術の伝播といった平和友好的なものに限らず、略奪、侵略、戦争などの激しい衝突をも含む。また、長い時を超えた“交流”もある。
私たちは、一冊の中に全地域の人物群を万遍なく配し、小宇宙同士を越境的に繋ぎ、 第一巻から最終巻まで概ね時代順に配列した。こうした構成から、縦割りの地域史とは違う“アジア通史”とでもいうべき像が、自ずと浮き彫りになるだろう。
東洋史研究の厚みを継承する人々の力を結集したこの試みが、異なる文化圏、言語圏の読者にも共有される日が来ることを願ってやまない。


【第2巻】世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア
ナーガールジュナ、ブッダゴーサ、苻堅、昭明太子、蕭皇后、隋文帝、広開土王、長寿王、武寧王、真興王、厩戸皇子、金春秋、神文王、天智天皇、ムハンマド、他。
「月報」エッセイ・内田樹

第1巻 神話世界と古代帝国
第2巻 世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア
第3巻 ユーラシア東西ふたつの帝国
第4巻 文化の爛熟と武人の台頭
第5巻 モンゴル帝国のユーラシア統一
第6巻 ポスト・モンゴル時代の陸と海
第7巻 近世帝国の繁栄とヨーロッパ
第8巻 アジアのかたちの完成
第9巻 激動の国家建設
第10巻 民族解放の夢
第11巻 世界戦争の惨禍を越えて
第12巻 アジアの世紀へ
索引巻

内容説明

いにしえの破局の果て漢字、儒教、仏教、律令が根づくまで。

目次

第1章 大乗仏教の成立
第2章 上座部仏教の形成
第3章 英雄は聖人の夢を見る―五胡十六国時代 覇者たちの栄光と挫折
第4章 六朝時代とは何であったか―アジアの名文集『文選』の誕生まで
第5章 王朝の興亡と皇后の運命―隋唐革命
第6章 隋の文帝―時代に選ばれた皇帝
第7章 高句麗隆盛―四~五世紀の朝鮮三国と倭
第8章 朝鮮半島の六世紀―百済の中興と新羅の台頭
第9章 倭国の文明化と六~七世紀の東アジア―厩戸王子の到達点
第10章 古代東アジアの外交と戦争
第11章 古代天皇制の成立
第12章 イスラームの誕生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

19
大乗仏教・上座部仏教やイスラーム圏の成立も扱っているが、読みどころはやはり隋唐帝国成立のインパクトを受けた東アジア地域。倭国と三国時代の朝鮮半島の活発な国際関係が、人物史を組み重ねることで群像劇として浮かび上がってくる。また人選で興味深いのは隋唐帝国の代表に、煬帝の夫人であった蕭皇后を選んでいる点。南朝の末裔にして煬帝の妻、のちに突厥に担がれて隋の亡命政権の首班となり、最後は唐の太宗の客人となる。南北朝から唐までの中国史を凝縮したような人生は、なんともドラマチックで面白い。まさに「流転の王妃」である。2023/03/10

16
仏教成立からちうごく隋唐、朝鮮高句麗、奈良時代、イスラムの誕生あたりまで。暴君煬帝の蕭皇后から見る第5章がよかった。82歳まで唐王朝の庇護下に生きてたのかあ…。おてんばな奥さん方に言い聞かせるように「美しいところを見せぬように」と説くムハンマド、今のイスラムのありようを見たら卒倒しそう。2024/02/18

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