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アジア人物史〈第5巻〉モンゴル帝国のユーラシア統一

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  • サイズ 46判/ページ数 736p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784081571055
  • NDC分類 282
  • Cコード C0320

出版社内容情報

※全巻ご予約特典の【荒木飛呂彦氏描き下ろしオリジナル図書カード】は
ウェブストアでは対象外となります。


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集英社創業95周年記念企画



【総監修】
姜尚中
【編集委員】
青山亨〈東南アジア)・伊東利勝〈東南アジア〉
小松久男〈中央アジア〉・重松伸司<南アジア〉
妹尾達彦<中国>・成田龍一〈日本〉
古井龍介〈南アジア〉・三浦徹<西アジア〉
村田雄二郎<中国・李成市〈朝鮮半島〉
【装丁】
水戸部功
【カバーイラスト】
荒木飛呂彦


「アジア」と名指される広大な領域を、東西南北、古代から21世紀へと、縦横無尽に駆けめぐる。
現代のアジア史研究の第一人者である編集委員たちと、東洋史研究の伝統を継承した人々が、古代から21世紀までを展望し、圧倒的個性を掘り起こす!


編集にあたって 姜尚中 Kang Sang-jung

歴史への興味の根底には、人間への関心がある。
『史記』を「列伝」が支えるように、歴史書に力を吹き込むのも評伝である。 私たちは、誰もが内に持つ自然な好奇心に着目し、有名無名の人々の評伝を積み重ねて描く『アジア人物史』を構想した。
対象とする地域は、東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア、 すなわちアジアと名指される領域の全体である。

現代のアジア史研究を代表する編集委員たちが集い、数年がかりで協議を重ね、各エリアの主人公、副主人公、彼らを包み込む人々の連関性を発見し、魅力的な小宇宙を形成していった。

人物選定の際に重視したキーワードは“交流”である。
それは交易や、宗教、思想、芸術の伝播といった平和友好的なものに限らず、略奪、侵略、戦争などの激しい衝突をも含む。また、長い時を超えた“交流”もある。
私たちは、一冊の中に全地域の人物群を万遍なく配し、小宇宙同士を越境的に繋ぎ、 第一巻から最終巻まで概ね時代順に配列した。こうした構成から、縦割りの地域史とは違う“アジア通史”とでもいうべき像が、自ずと浮き彫りになるだろう。
東洋史研究の厚みを継承する人々の力を結集したこの試みが、異なる文化圏、言語圏の読者にも共有される日が来ることを願ってやまない。


【第5巻】モンゴル帝国のユーラシア統一
チンギス・カン、クビライ、ラシードゥッディーン、関漢卿、王重陽、丘長春、北条泰時、忠烈王、ニザームッディーン・アウリヤー、ガジャマダ、イブン・バットゥータ、イブン・ハルドゥーン、他。
「月報」エッセイ・北方謙三

第1巻 神話世界と古代帝国
第2巻 世界宗教圏の誕生と割拠する東アジア
第3巻 ユーラシア東西ふたつの帝国
第4巻 文化の爛熟と武人の台頭
第5巻 モンゴル帝国のユーラシア統一
第6巻 ポスト・モンゴル時代の陸と海
第7巻 近世帝国の繁栄とヨーロッパ
第8巻 アジアのかたちの完成
第9巻 激動の国家建設
第10巻 民族解放の夢
第11巻 世界戦争の惨禍を越えて
第12巻 アジアの世紀へ
索引巻

内容説明

チンギス・カンの覇業。空前の統合は、世界をどう変えたか?

目次

第1章 東・西アジアを結ぶ広域なモンゴル帝国の出現
第2章 チンギス・カンをめざした「賢き皇帝(セチェン・カアン)」
第3章 モンゴル時代の西アジア―イル・ハン国とラシードゥッディーン
第4章 中国史上最初の大劇作家
第5章 道教の変貌と社会への浸透―金元時代の全真教とその周縁
第6章 武家政権の開創と仏教
第7章 宋元文化の奔流に向き合った日本僧
第8章 モンゴル服属期の高麗
第9章 南アジアのイスラーム化とスーフィー
第10章 モンゴル時代の東南アジア
第11章 大旅行家イブン・バットゥータ
第12章 イスラーム思想文化のきらめき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

18
人物を中心にすることで、モンゴル帝国時代のような一国史に収まりにくい時代をよく描いている。この時代の高麗について森平雅彦の『モンゴル覇権下の高麗』という学位論文を読み大変興味を持ったのだが、本書でも高麗パートは森平氏が担当しており、より平易でありながら、「モンゴル帝国の駙馬」としての具体的な高麗王の像が立体的に描かれていて、この地域や時代について知らなかった人にも興味深く読めると思う。2024/02/06

田中峰和

6
モンゴルの台頭から始まる本冊。チンギス・カンが兄妹との確執や他部族との権謀術数によって領土を広げていく過程がよくわかった。その後、オゴデイ→グユク→モンケと続くが、五代目クビライが最も有名。二度にわたる元寇は日本史にもかかわる事件だが、それほどの危機になってはいない。侵攻の際に、高麗を先兵として活用したが、当時の高麗の忠烈王にとっては迷惑な話。本気で日本征服など考えていない。元王国の顔色をみての侵攻でしかなかった。鎌倉幕府において源政権を乗っ取った北条家の泰時は、時政・義時に比べると、悪辣ぶりはましだ。2024/01/28

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