出版社内容情報
ぽいすけくんは、町じゅうのごみを集める収集車です。友だちのぱっくんの荷台が燃えるのを見て、(ごみの中にへんなものが入っていたら…)と怖くなってしまいました。
『きゅうきゅうしゃの ぴーとくん』『はしごしゃの のびるくん』に続くシリーズ3作目。
海辺の町をまわってごみを集め、清掃工場へと運ぶ収集車が主人公。
陽気に、元気いっぱいで働いていたぽいすけくんですが、怖い目にあったり、散乱するごみを見たりするうちに、後ろ向きな気持ちになっていきます。ごみをきちんと分別するたいせつさや、町をきれいにするにはみんなの協力が必要であることなどを伝えます。何かの役に立つことの嬉しさ、頑張っている人への感謝が芽生える物語です。
内容説明
ぽいすけくんはまちじゅうのごみをあつめるしゅうしゅうしゃです。ともだちのぱっくんがかじになったとき、おもいました。(ごみのなかにへんなものがはいっていたら、いやだなぁ…)
著者等紹介
正高もとこ[マサタカモトコ]
1958年京都市生まれ、愛媛で育つ。大学卒業後、藍絞り染、絵本制作をはじめる
鎌田歩[カマタアユミ]
1969年東京都生まれ。長野県松本市にて少年時代をすごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
33
久し振りに衝動買いした新作絵本。シリーズ第3弾らしい(他は救急車とはしご車)。青の使い方が印象的。伊坂幸太郎「ガソリン生活」を思い出した。何らかの形でコラボしたら面白いのでは。新たな定番になる予感がする。ぜひ続けてほしいです。2023/02/20
しぃ
16
子どもの人気に比べて意外と少ないゴミ収集車絵本。ゴミの出し方にも触れられていて、良かったです。楽しく読んでさり気なく学べるのが絵本の良さよね。2023/08/20
☆ぉりん☆
12
3歳10ヶ月⭐️読み聞かせる前にひとりでパラパラめくり、「おもしろいね」。好きだよね〜こういうシリーズ。ぽいすけくんの鼻歌がかわいい(そしてそれが読み手の腕の見せどころだったりする)。「かじあぶないよね」「(火が消えて)よかったね」消防車・救急車ver.もあるようなので借りてみる。2024/04/26
TAGO
9
車を擬人化して 登場する車には「ぱっくん」や「ぽいっとさん」など名前がついてるし、 ヘッドライトにはお目々がついて喜怒哀楽を表現し、かわいくて親しみを感じる。 「まっいっか」で分別を怠ると こういう事も起こりうるのを絵本で教えてくれる。 その現場を目撃したぽいすけくんの心の描写が丁寧に描かれていて、ぽいすけくんたちを悲しませるようなことはしたくないなと自然と思えました。 ものに名前と表情をつけて心を吹き込むと、ものに対して思いやりの心が生まれてくるんだなとこの絵本を読んで感じました。 2023/06/22
ロイヤルミルクティ
7
このシリーズ、好き〜。働く車たちが頼もしい!2024/05/13