双葉文庫<br> 三河雑兵心得 : 18 退き口仁義

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双葉文庫
三河雑兵心得 : 18 退き口仁義

  • 著者名:井原忠政【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 双葉社(2026/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575672855

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内容説明

天下分け目の戦いは大勢を決し西軍が総崩れとなる中、島津隊があろうことか家康本陣へ突進。鼻先をかすめて走り去った「敵中突破」に激怒した家康は島津義弘の首を獲ってくるよう茂兵衛らに厳命する。だが薩摩武士の凄まじき「捨て身戦法」に大苦戦し、勇猛な本多平八郎や井伊直政までもが負傷。そして追撃戦の疲れも抜けぬ茂兵衛にまたも殿の厳命が。「官位をやるから大坂城に居座る毛利家と直談判してなんとしても追い出してこい」。いやそんな無茶な!? 戦国足軽出世物語、まこと大出世の第十八弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みゆ

62
久々に戦場で茂兵衛大活躍~ヽ(^o^)丿 惣無事令以降、政治的な謀略・籠絡ばかりで茂兵衛の出番が少なったのですが、今回は全滅覚悟の島津兵相手に茂兵衛の槍技、肉弾戦を見ることができました('∇^d)☆!! でも終章では「徳川家の嫌な時代」への突入予告。しばらく狸オヤジの悪知恵&茂兵衛のボヤキが続くのかな(^-^;2026/07/05

saga

43
関ケ原のもう一つのクライマックス。薩摩・島津軍の中央突破による退却……そんなイメージしかなかった島津の退き口。しかし、家康本陣に迫るさまは、茂兵衛に桶狭間の戦いを彷彿させた。経験はないものの、今川義元の最期を同時代人として知る者には、さぞ肝を冷やす光景だったろう。幸い家康は無事だったが、追撃戦を命令され、薩摩の捨て奸=死ぬことを前提とした恐るべき少数の殿軍との戦いが繰り広げられる。島津義弘を取り逃がした後の大坂城引き渡しに、家康の名代を命令された茂兵衛に、中間管理職の悲哀を感じずにはいられなかった。2026/06/24

fuku3

24
2026.7.17読了。シリーズ第18弾。関ヶ原の戦いはまだ終わらない。島津軍が家康本陣の鼻先を掠める様に退陣。所謂、"島津の退き口"である。激昂した家康は島津義弘の首を取って来いと茂兵衛達に厳命!島津軍の殿隊の強い事"捨て奸(すてがまり)"に井伊直政,本田忠勝,松平忠吉,茂兵衛隊は往生した。直政は鉄砲傷、忠勝は落馬等で退散。家康の本陣にやっと帰って来たら大阪城に行き毛利を何が何でも大阪城から追い出せと無理難題。何で儂が⁉︎官位を貰い仕方なく大阪城に向かう茂兵衛。大阪城でも色々と問題が持ち上がる⁉︎2026/07/17

やま

10
関ヶ原合戦の終盤、島津家の退き口と毛利家との大阪城を巡る交渉。茂兵衛と平八郎、家康の絡みが面白い、中間管理職の辛さが印象的。最後の遺言がきになりました。2026/06/28

リュウジ

10
★3 今巻、家康が茂兵衛に与えたのは「島津、退かせてなるものか」と「毛利殿、退いてください」の2つのミッション。前者は島津の捨て奸に対峙する超近接戦闘戦。この描写が生々しい。互いにもみ合い殴り合い締め上げながら島津兵は喜んで刺し殺される。そして後者は政治戦。毛利との現場交渉に加え、福島正則から押し付けられた難題。つくづくこの小説は上から見下ろし為政者側から俯瞰して歴史を描く大河系小説と違って、下から上を見あげ歴史を組み上げていく小説だなと思う。ただ、言葉遣いや会話が少々マンガになっていた。どうした?作者。2026/06/27

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