双葉文庫<br> 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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双葉文庫
三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

  • 著者名:井原忠政【著】
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  • 特価 ¥508(本体¥462)
  • 双葉社(2023/12発売)
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  • ISBN:9784575671834

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内容説明

秀吉の命令により、北条氏の旧領である関東に移封となった徳川家。家康に従い、一族郎党を引き連れて江戸にやってきた茂兵衛だが、辺りは葦が生い茂る湿地ばかりのうえ、あちらこちらで土を掘ったり埋めたりと喧しい。そんな中、陸奥国、南部家の家臣、九戸政実が秀吉の奥州仕置に異を唱え反旗を翻した。井伊直政の寄騎として出陣することになった茂兵衛は、家康から例によって難題を押しつけられる。戦国足軽出世物語、反乱勃発の第十三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

136
三河雑兵心得も13巻。茂兵衛も三千石の領主で表紙も凛々しい姿だ。綾女との再会も果たし、駿府から江戸への46里(186キロ)に及ぶ引っ越し。辰蔵家(10名)、丑松家(10名)含め120名の大引っ越し!半月がかりでえらいこっちゃ!そして、茂兵衛は、みちのく衆との再仕置軍で戦。おまけに家康からは「表面上は働いているように見せかけてその実なにもするな」と無理難題。やってられないなぁ。…今この感想を書いてるのが東京から名古屋に向かう新幹線の中。現代は新幹線で約1時間半。当時は引っ越しのサカイも無いしみんな大変だぁ。2024/05/03

榊原 香織

117
シリーズ13 すっかり出世したなモベエ 奥州仕置きで東北へ。九戸政実の反乱を鎮圧に。 井伊直政と蒲生氏郷がめっぽう気が合う、て、ありそう。 まあまあ面白い。出世する前の方がもっと面白かったが2024/08/22

のり

97
前作で「綾女」とのまさかの再会を果たした「茂兵衛」達の事が気になっていたが、意外に素っ気なかった。時がない事もあり仕方なかったが、本音も解り良かった。領地替えで江戸に移る事になった徳川家の大所帯。生半可の事ではない。さらに「秀吉」の奥州仕置に反感を持った「九戸」征伐の為に大軍で押し寄せるが…「秀次」の凡庸が目に付く。義に欠ける行いには幻滅。今回も大変なお役目だった茂兵衛。2025/05/05

はにこ

81
茂兵衛たちは江戸に転居。徳川一門の引越し。想像するだけでもすごそう。まだ発展途上の江戸に住むって大変だっただろうな。水を毎日運ぶ苦労を想像した。茂兵衛たちは九戸討伐のために東北へ。殿の無理難題のお題を何とかクリアできたのではないかな。戦場に立つ辰蔵がいないのがさみしい。2024/03/14

ケイト

72
徳川家の国替えで一族の大移動が始まった。湿地だらけの江戸を大都市にした家康、家臣も優秀だったんだね。またまた茂兵衛は、家康に無理難題を押し付けられる『奥州仕置』秀吉も大概な人だと思うけど、秀次はその上をいくぐらい残酷な人。これじゃーなぁ〜。九戸家家臣の親子の生き様を見せられて、茂兵衛が最後に下した温情とは・・・天晴れ、天晴れ、さすが茂兵衛だらー。こんな茂兵衛なら娘彩乃の気持ちも理解するに決まってるだらー。2024/02/21

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