双葉文庫<br> 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

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双葉文庫
三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

  • 著者名:井原忠政【著】
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  • 特価 ¥523(本体¥476)
  • 双葉社(2024/06発売)
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  • ISBN:9784575672046

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内容説明

太閤秀吉の居城となる伏見城の普請が進む中、盗賊石川五右衛門が京の三条河原で釜茹での刑に処せられた。凄惨な光景に茂兵衛も顔を顰めるしかない。無謀な「唐入り」も強行し、最近の秀吉はさすがにおかしい。暗澹たる茂兵衞にさらなる追い打ちがかかる。小田原の大久保忠世が危篤だというのだ。長く一緒に戦ってきただけに忠世とは愛憎半ばする仲である。今生の別れを告げるため、鉄砲百人組を引き連れて東海道を急ぐ茂兵衞だが、途上、何者かの襲撃を受ける。戦国足軽出世物語、不協和音響く第十四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

103
シリーズ14巻目 主人公たちのからみが現代的で面白い。伏見城建設~地震で倒壊、まで2025/05/21

ねこ

93
三河雑兵心得14巻。17歳で雑兵だった若き茂兵衛も今や三千石50歳近くの領主で威風堂々。騎馬も雷から仁王と乗継ぎ、その仁王も12歳の老馬になりながらも茂兵衛と共に老体に鞭打ち頑張ってる。相変わらず随所随所に雑兵心得がある。夜の張り番の眠らない心得は歩くことだ。自分の持ち場をぐるぐると歩き続ければ睡魔とも戦えると。また、茂兵衛の時代では「武士」とは徒士武者や足軽はもちろん、野伏や浪人も含まれるが「侍」は武士のうちの上位階級者を指す印象でざっくり「騎乗の身分」以上だって。このような細かなトリビアがあるのが好き2025/01/24

はにこ

75
もうすぐ秀吉の時代が終わる。秀吉は暴走しだした。残酷な刑で処罰を行ったり、親族を逆賊と決めつけ切腹においこんだり。。生い先が短くなってきたための焦りなのかな。茂兵衛も50に近づき、かつて共に戦ってきた人が少なくなっているのがさみしい。世代交代も粛々と行われている。この先どうなるのかが楽しみ。2024/09/09

shincha

71
久しぶりに茂兵衛に会えて、楽しかった。秀吉が年老い、益々周りに対して疑心暗鬼になり、裸の王様に近づいて来ている。石田三成が登場し、加藤清正が登場し、益々目が離せなくなって来た。高校時代に日本史の先生が大嫌いで、その影響で、全く日本史を勉強して来なかった。後悔先に立たず…今から、読書で日本史を勉強しなおそう。2024/07/08

みゆ

68
秀吉の暴走、豊臣家の内紛、惣無事令下での政治的駆け引き・情報戦では、もはや茂兵衛の出る幕無し。歴史上の流れとは言えこのまま茂兵衛主人公で話が盛り上がるのかなぁ… 足軽時代のワクワクが懐かしいです2024/07/22

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