双葉文庫<br> 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

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双葉文庫
三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

  • 著者名:井原忠政【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 双葉社(2024/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575672046

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内容説明

太閤秀吉の居城となる伏見城の普請が進む中、盗賊石川五右衛門が京の三条河原で釜茹での刑に処せられた。凄惨な光景に茂兵衛も顔を顰めるしかない。無謀な「唐入り」も強行し、最近の秀吉はさすがにおかしい。暗澹たる茂兵衞にさらなる追い打ちがかかる。小田原の大久保忠世が危篤だというのだ。長く一緒に戦ってきただけに忠世とは愛憎半ばする仲である。今生の別れを告げるため、鉄砲百人組を引き連れて東海道を急ぐ茂兵衞だが、途上、何者かの襲撃を受ける。戦国足軽出世物語、不協和音響く第十四弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

114
秀吉は今でいう老害か。秀吉の猜疑心全開で豊臣政権も崩壊一直線だ。茂兵衛、あいかわらずこき使われる(笑)。何故に石川五右衛門の公開処刑を見に行かされたり、大久保忠世の見舞いにいかされるわで、てんやわんやだ。忠世のいる小田原に向かう最中に山賊に襲撃される。戦ではないけど、山賊退治を決断。久しぶりの戦闘シーンは、やはり面白い。茂兵衛も50歳。体力は衰えても、頭は冴えてきたのか見事な退治ぶり。茂兵衛、軍師としての素質開花したかも。このシリーズも終盤に突入か。関ヶ原で、茂兵衛はどうなるか。続きが俄然楽しみだ。2026/07/01

榊原 香織

104
シリーズ14巻目 主人公たちのからみが現代的で面白い。伏見城建設~地震で倒壊、まで2025/05/21

のり

95
豊臣の天下に翳りの兆候。「秀吉」乱行が原因。惣無事令の下で戦が無くなりつつあるが、小田原の残党が蔓延る。「家康」の命で大久保当主「忠世」を見舞いながら奮闘する「茂兵衛」。しかし、代償を払うかたちに…歳を重ねると別れも多くなってきた。古狸二人の裏での攻防。この先の大一番に向けて耐え忍ぶ家康。2025/10/25

ねこ

94
三河雑兵心得14巻。17歳で雑兵だった若き茂兵衛も今や三千石50歳近くの領主で威風堂々。騎馬も雷から仁王と乗継ぎ、その仁王も12歳の老馬になりながらも茂兵衛と共に老体に鞭打ち頑張ってる。相変わらず随所随所に雑兵心得がある。夜の張り番の眠らない心得は歩くことだ。自分の持ち場をぐるぐると歩き続ければ睡魔とも戦えると。また、茂兵衛の時代では「武士」とは徒士武者や足軽はもちろん、野伏や浪人も含まれるが「侍」は武士のうちの上位階級者を指す印象でざっくり「騎乗の身分」以上だって。このような細かなトリビアがあるのが好き2025/01/24

はにこ

85
もうすぐ秀吉の時代が終わる。秀吉は暴走しだした。残酷な刑で処罰を行ったり、親族を逆賊と決めつけ切腹においこんだり。。生い先が短くなってきたための焦りなのかな。茂兵衛も50に近づき、かつて共に戦ってきた人が少なくなっているのがさみしい。世代交代も粛々と行われている。この先どうなるのかが楽しみ。2024/09/09

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