内容説明
ついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危うい策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
98
三河雑兵心得の17巻。関ヶ原の戦いが始まります。江戸から107里(420km)を3万人が13日間で(1日32km)辿り着きます。メッチャ速い!今回も雑兵心得が盛りだくさん。起請文の何たるか、兵糧袋の一般兵と鉄砲兵の作りの違い、当時と今との置き換えで鉄砲兵は今で言う戦車隊、譜代の家臣は正社員で地侍、農民、牢人衆はバイトなど笑ってしまうたとえです。さて、茂兵衛が絡む策略があって井伊隊が先陣で朝8時頃、霧深い中、合戦の火蓋が切られた。結果徳川軍が勝利。しかし小六が…。最後に敵、島津兵500人が…と怒涛の展開。2026/02/17
みゆ
69
上中下3巻かけての関ケ原、ついに決着!と思いきや、まだもう一波乱ですって(´⊙ω⊙`) どこまで引っ張るんだ井原さん(笑)平八郎との首絞め小芝居はそろそろ飽きてきましたよ(^-^;2026/02/10
ポチ
43
関ヶ原の戦いもあっちこっち駆けずり回る茂兵衛。平八郎に殺されそうになりながらも勝ちが見えて来たぞ!次巻はあの島津の「退き口」の戦いが待っていますね。次も楽しみ。だけど小六が…。2025/12/13
saga
39
『真田武士心得〈二〉』とほぼ同時刻、同場所で物語が展開する。本書付録の関ケ原布陣之図を見ると、家康の本陣が西軍に挟まれるように布陣していて危うい。家康の思惑どおり戦は数時間で勝敗が付いた。しかし、外様・福島正則と譜代・井伊直政、家康四男・松平忠吉の先陣争いの見返りとして福島隊に預けられた、茂兵衛の甥で三番寄騎の小六が戦死してしまった。戦場の常とは言え、茂兵衛にとっては悔やみきれない小六の死であろう。2026/02/22
Book Lover Mr.Garakuta
33
【おきな書房】【速読】:面白かった。茂平の苦悩が渋いですね。歴史に暗いので歴史の勉強になりました。2026/01/09
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