双葉文庫<br> 三河雑兵心得 : 17 関ケ原仁義 下

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双葉文庫
三河雑兵心得 : 17 関ケ原仁義 下

  • 著者名:井原忠政【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 双葉社(2025/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575672657

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内容説明

ついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危うい策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

33
関ヶ原の戦いもあっちこっち駆けずり回る茂兵衛。平八郎に殺されそうになりながらも勝ちが見えて来たぞ!次巻はあの島津の「退き口」の戦いが待っていますね。次も楽しみ。だけど小六が…。2025/12/13

コニタン

6
茂兵衛はあっちこっちで平八郎、直政から呼ばれ嫌な役回りさせられる。挙句の果て、甥っ子の小六を失い気の毒そのものです。2025/12/14

Gretchen

3
茂兵衛は相変わらず、あっちゃこっちゃに行かされて、合戦の重要なところを伝えてくれました🤣 どこまで続くのか気になってきました。2025/12/14

ろんぐ

2
いよいよ関ヶ原本戦!精鋭小部隊指揮官として参戦する主人公目線の物語は、相変わらず臨場感にあふれています。合戦の推移自体は「問い鉄砲」含めかなりオーソドックスな展開で、皆の知っている関ヶ原です。合戦で主に戦ったのは福島、黒田、藤堂、京極など外様勢なので、主人公は最前線にいるわけではないのですが、それに勝るとも劣らぬ苦労が「大怪獣・本多忠勝」によって巻き起こりますwその上今回は井伊直政も無理難題を吹っかけてくる始末。その本多・井伊も含め退場のちかい人物が多いのが寂しい。次巻・島津の退き口から始まる物語に期待大2025/12/13

coldsurgeon

0
植田茂兵衛の奮戦記は、いよいよ関ケ原の戦場へ。徳川家康が着陣し、茂兵衛の活躍というか引き回されという状況が、次々と展開されていく。小早川秀秋への問鉄砲は、実際にはなかったのが史実となろうとしているが、茂兵衛の指揮する鉄砲組が行うのならば、物語として成立するのだろう。戦いの勝敗がほぼ決したところで、いよいよ島津義弘の登場である。植田茂兵衛は、いかに戦い、どのように描かれるのか。2025/12/16

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