内容説明
ついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危うい策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
37
関ヶ原の戦いもあっちこっち駆けずり回る茂兵衛。平八郎に殺されそうになりながらも勝ちが見えて来たぞ!次巻はあの島津の「退き口」の戦いが待っていますね。次も楽しみ。だけど小六が…。2025/12/13
NAOAMI
12
関ケ原も遂に完結か?と思わせといて相変わらず不穏な終わり方。上中下巻、三冊使って火蓋が切られたのが三冊目の後半「始まったなぁ」。霧立ち込める中、茂兵衛もあっちに呼ばれこっちに呼ばれ、上役らの無理難題に答えつつ落し処を見つけるのは流石。家康の駆け引きと政治手腕がほとんどの要素を占めるわけで。今思うと豊臣方を分断できていなかったら関ケ原どころの話じゃなかったよなぁ。小早川陣への問鉄砲で一気に形勢逆転。家康が目論んでいた早期終結どころか実質数時間の戦。味方の死を悼む物語が戦場においても蔑ろにされないのが好きだ。2025/12/30
リュウジ
12
★3上・中から下巻ときて、ようやく天下分け目の「合戦だ!」と思ったら、合戦の火ぶたが切られたのはP167/P269。それまでは家康と忠勝のパワハラ付きムチャぶりと正則に対するご機嫌取りなど、茂兵衛の不器用な立ち回り話(1巻の時のギラギラしていた茂兵衛はどこへいったんだろうか)。筋書きは小早川の寝返りで決着するのは分かってはいるけど、同じ東軍内でハッタリ、抜け駆け、騙しあい。歴史にifはないのだけれど、秀忠(+家康子飼いの武将)の大軍が間に合っていたのなら関ケ原はいったいどんな戦いが展開していたのだろうか。2025/12/17
コニタン
8
茂兵衛はあっちこっちで平八郎、直政から呼ばれ嫌な役回りさせられる。挙句の果て、甥っ子の小六を失い気の毒そのものです。2025/12/14
JUSA
7
シリーズ第17作目。ついに関が原の決着がつきますが小六・・・。次は島津撤退戦ですがよくない予感がするなあ・・・2025/12/27
-
- 和書
- トレモロ




