内容説明
方位の神とされる〝金神〟。その凶方位を犯すと、当人のみならず周囲の者にも災いが降りかかるという。手相見から凶方位を告げられた又兵衛は一笑に付すが、一年前に忠告を無視した仏師が殺された一件を聞き、興味を抱く。調べをすすめるか迷った又兵衛だが、この殺しを皮切りに数々の凶事が起きていたことを知り──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
84
坂岡さんの「はぐれ又兵衛」シリーズの最新刊です。中編が3作収められています。「つがいの燕」「金神七殺」「神足」です。表題作となっている2作目が結構込み入った謎があったりして楽しめます。それにしてもよく江戸時代の庶民の生活などもいつもながらうまく活写されています。主人公ももう少し出世してもいいと感じます。2026/06/13
ひさか
12
2026年6月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ13作目。つがいの燕、金神七殺、神足、の3つの連作短編。神足が、最もエキサイティングで楽しい。姉と弟での仇討ちの助っ人というシュチエーションで又兵衛の剣の腕と心意気がストレートに発揮されるのが良い。2026/07/20
goodchoice
2
今回の仇討ちの助っ人の筋立てはなかなか興味深いものだった。長元坊の出番が少なかったのが残念。2026/07/22




