世界2026年6月号

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世界2026年6月号


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内容説明

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目次

【特集1】イラン戦争後の世界
 米イラン核交渉中の攻撃により
 民間人を含む多くの命が失われて2カ月、
 出口はいまだ見通せない。

 戦争による石油危機は、
 日本を含む各国に深刻な影響を与えている。
 同時に、国際秩序の崩壊を受け、
 「信頼できない米国」を前提にした
 再編の動きも見えつつある。

 ウクライナ、ガザ、ベネズエラ、そしてイラン。
 軍事介入、戦争は相互にどのような影響を与え、
 わたしたちはいかなる戦争の時代を生きているのか。

 日本はこのまま米国だけにすがり続けるのか。

【特集2】いきていく憲法
 ひろがりつづける戦火のなかで、軍拡に前のめりの政府。
 武器輸出の緩和、敵基地攻撃能力の保有など、
 「戦争放棄」はもはや風前の灯である。

 だが、その理想を裏切る現実を前に、
 憲法とともに、社会を動かしてきた人たちがいる。
 戸籍と国籍をめぐる不条理、
 性的マイノリティへの差別、一票の格差……。
 さまざまな違憲判決は現実を変革してきた。

 司法の場だけではない。
 戦争へと邁進する政治に対抗する根拠は、
 ほかでもない、憲法にある。




目次■特集1 イラン戦争後の世界
世界戦争への道 藤原帰一(順天堂大学特任教授)
戦火を生きるイラン国民──「生活」と呼べる何かを探して 黒田賢治(国立民族学博物館)
「冷たい平和」の終焉、掘り崩される中東の枠組み 酒井啓子(千葉大学)
巻き込まれた後、日本はどうするか──イラン紛争と在日米軍基地が問うネガティブ・ケイパビリティ 川名晋史(大東文化大学)
エネルギー・技術・経済 連鎖する戦争、ユーラシア秩序の再編 廣瀬陽子(慶應義塾大学)
清算のとき ホルムズ海峡とドル覇権の終焉 モナ・アリー(ニューヨーク州立大学ニューパルツ校)、訳=中村峻太郎(翻訳家)

軍拡はAIからはじまる 内田聖子(PARC共同代表)
脳力のレッスン(287) 二一世紀の日本外交、最大の難問──アメリカと正対する視座 寺島実郎
ワーク・ライフ・バランスは時代遅れ?──裁量労働制拡大の罠 嶋崎量(弁護士)
〈ルポ〉社民党 自由なき党首選 佐藤大介(共同通信)

〈世界の潮〉
南鳥島は有望地なのか──「核のごみ」候補地選定の新たな様相 寿楽浩太(東京電機大学)
ハンガリー総選挙 オルバーン長期政権の大敗 平田武(東北大学)
IOC 遺伝子検査再導入──女子スポーツから排除されるのは誰か 井谷聡子(関西大学)

■特集2 いきていく憲法
カントとママたちが掴んだ平和──戦争に抗する 岡野八代(同志社大学)
戦争のモラリティとリアリティ──九条論を血の通ったものにするために 駒村圭吾(慶應義塾大学)
日本国憲法に隣りあう写真 齋藤陽道(写真家/文筆家)
コールに込めたい複雑さ──デモに行く理由 近藤銀河(美術史家)
憲法九条は沖縄との約束である 新城郁夫(琉球大学)
ルポ 戦争準備国家 吉田敏浩(ジャーナリスト)
洞窟で学ぶ女性たち──恥辱の継続と平和的生存権 清末愛砂(室蘭工業大学)

〈スケッチ〉ボクはオレ 黒田征太郎(画家)
〈夜店〉英語教育の切り札幻想──なぜ単純な解決策に飛びついてしまうのか 寺沢拓敬(関西学院大学)

ハーバーマス 現実との和解を拒んだ思想家 三島憲一(大阪大学名誉教授)
日本軍毒ガス弾製造工場で何が起きていたか──新資料が示す実態 松野誠也(明治学院大学国際平和研究所)
〈対談〉知ったからこそ──日本軍「慰安婦」問題と出会って 吉見義明(中央大学名誉教授)×梁澄子(希望のたね基金代表理事)
イミン、イミグレ、イミグランツ 第6回 レイシズムとクラシズム ブレイディみかこ(ライター)
私の原州日誌 小山内園子(韓日翻訳者)
親愛なる身体へ 第10回 多様性について語る時に私の語ること 李琴峰(作家)
〈連載最終回〉この社会の社会学 第15回 「読書するわたし」へのまなざし 大尾侑子(東京経済大学)

〈本との出会い〉
自由な読書、読書の自由 第6回 UDフォントという選択肢 水野昭・阿部浩之(株式会社イワタ)
隣のジャーナリズム 演劇ジャーナリストの肩幅 徳永京子(演劇ジャーナリスト)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 白石正明(編集者)

〈連載〉
午前1時のメディアタイムズ 第15回 革命はバイブスではない 若林恵(編集者/黒鳥社)
アジアとアメリカのあいだ 第17回 戒厳の歴史、目の前の虐殺 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第20回 駆けティエで考えたこと 高橋純子(朝日新聞)
非人間とのレッスン 第6回 微生物を創設する ドミニク・チェン(早稲田大学)
片山善博の「日本を診る」(199) 「教師不足」をどうやって解消すべきか 片山善博(大正大学)
ドキュメント激動の南北朝鮮 第346回(26・3~4) 編集部
近所の本屋 本町文化堂 高橋健太郎(写真家) 
夜の庭 茨木のり子を読む 「行方不明の時間」 甫木元空(ミュージシャン/映画監督) 
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
アムネスティ通信
読者談話室
編集後記

表紙写真 千賀健史(表紙 いのちに触れる 2024 裏表紙 見ることの不確かさ 2023) 
キャラクター・扉絵 西村ツチカ 
アートディレクション 須田杏菜 
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽

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