世界2026年3月号

個数:1
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

世界2026年3月号

  • 著者名:岩波書店『世界』編集部
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 岩波書店(2026/02発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集1】日本経済の実像
 いま、この国で何が起こっているのか。高騰する株価に、加速する円安。生活実感とは み合わない日本経済の指標に、メディアも右往左往している。
 物価高対策が最優先と掲げた高市首相が衆院を解散、選挙で争点となるはずの経済政策だが、与野党間で政策の差が見えない。
 金融緩和、賃金、物価、成長戦略――山積する課題をどうすれば解決できるのか。その道筋を識者に求めた。

【特集2】この国で、老いて生きる
 長生きがよろこべない、安心して暮らせない――
 日本の人口の約3割が65歳以上、医療や介護関連の高齢者負担割合は増し、それらを担う人たちはいっそう苦しい状況にある。
 どの世代にとっても不安材料が尽きないなか、「高齢者が優遇されている」などと対立が煽られる場面も目立つ。
 誰もが迎える老い。それが「不安」のみで語られないためにどうすればよいのか。


■特集1 日本経済の実像 
積極財政 ポピュリズムの結集点 井手英策(慶應義塾大学)
消費減税の裏にある「インフレ増税」の罠 中園善行(横浜市立大学)
ジェンダー格差は家庭から生じるか──家族経済学が問う制度の影響圏 奥山陽子(ウプサラ大学)
隣のジャーナリズム 政治家には「国民」が見えているか 前田裕之(文筆家)

〈インタビュー〉「改革中道」の世界的潮流 水島治郎(千葉大学)
中道改革連合とは何か──公明党の政治戦略と政界再編 中北浩爾(中央大学)

《正義と法──米・ベネズエラ軍事介入》
仕組まれた政変──米「マドゥーロ打倒計画」の深層 伊高浩昭(ジャーナリスト)
揺れるコロンビア 幡谷則子(上智大学)
国際秩序に突きつけられた刃 山田哲也(南山大学)
モンロー・ドクトリンの歴史的水脈 中嶋啓雄(大阪大学)

外国人記者の目で見た山上裁判〈前編〉 西村カリン(ジャーナリスト)
〈潜入ルポ〉韓国・旧統一教会本部の日本人女性信者たち 岡本有佳(ジャーナリスト)

世界の潮
外国籍職員の採用を廃止?──三重県知事発言を問う 柏尾安希子(神奈川新聞)
ミャンマー総選挙 民主主義の偽装 福永正明(岐阜女子大学)

■特集2 この国で、老いて生きる
〈対談〉歳をとる幸せとは? 山田洋次(映画監督)×落合恵子(作家)
老人文学を読む 斎藤美奈子(文芸評論家)
介護保険 世代間対立の罠 石田路子(名古屋学芸大学)
「ありのまま」でいるための老い──ヨナスとアーレントの対話 戸谷洋志(立命館大学)
〈インタビュー〉老人ホームで自由気ままに 久田恵(ノンフィクション作家)

〈スケッチ〉装丁すること一日一冊四〇年 鈴木成一(グラフィックデザイナー)
〈夜店〉まちに宿る野生──京都出町・多声的エスノグラフィ 有馬恵子(京都大学研究員)

迷走する「主食」の未来──コメ高騰の陰で進む農家の脱落 山田優(農業ジャーナリスト)
原発再稼働と「新たな神話」 池内了(名古屋大学名誉教授)
子どもの命を預かる──大震災時のお迎え問題 田渕紫織(朝日新聞)

イミン、イミグレ、イミグランツ 第3回 内戦のトリガー・ポイント ブレイディみかこ(ライター)
戦争国家アメリカの平和 第2回 ウッドロウ・ウィルソンと第一次世界大戦 阿部幸大(筑波大学助教)
気候再生のために 第40回 対談「1.5℃」を超えた世界で、私たちはどう生きるか 高村ゆかり(東京大学)×江守正多(東京大学)
最後は教育なのか? 第14回 先生の景色、生徒の景色 武田砂鉄(ライター)
この社会の社会学 第13回 卒業式祝辞 中途半端な社会人になろう 仁平典宏(東京大学)

本との出会い
自由な読書、読書の自由 第3回 全盲司書の図書館案内 佐藤聖一(元埼玉県立図書館司書)
言葉と言葉のかくれんぼ 第23回 君も私のように寂しいの チョン・スユン(翻訳家)
読書・観賞日記 読んで、観て、聴いて 花田菜々子(書店店主)

〈連載〉
非人間とのレッスン 第3回 土壌が媒介する環世界 ドミニク・チェン(早稲田大学)
親愛なる身体へ 第7回 私の生存を「活動」にしているのは誰か 李琴峰(作家)
午前1時のメディアタイムズ 第12回 第八の戦線 若林恵(編集者/黒鳥社)
アジアとアメリカのあいだ 第14回 暴力を見続けるもの 望月優大(ライター)
あたふたと身支度 第17回 就活の不自由 高橋純子(朝日新聞)
片山善博の「日本を診る」(196) 身勝手で不公正な選挙をやりたがる政治家たち 片山善博(大正大学)
脳力のレッスン(284) 特別篇 真の政治改革への道筋(前篇) 寺島実郎
ドキュメント激動の南北朝鮮 第343回(25・12~26・1) 編集部
記憶をもった鏡 清水裕貴『岸』 戸田昌子(写真史家)
岩波俳句 選・文 池田澄子(俳人)
読者談話室
編集後記

表紙画 土屋未久(表紙 想いを編む 2026、裏表紙 生活 2026)
キャラクター・扉絵 西村ツチカ
アートディレクション 須田杏菜
本文デザイン 大原由衣+都井美穂子+國分陽