ビッグコミックス 卑弥呼 －真説・邪馬台国伝－（１９）

著者名：リチャード・ウー【作】/中村真理子【画】

小学館（2025/10発売）

• ISBN：9784098636303

内容説明

弥生時代と三国志の時代に接点あり！？

巨大地震発生直前、
ヤノハの生き別れの息子ニニギは、
愛犬の奇妙な振舞から惨事を予見――
大勢の民を救った。
鞠智彦はニニギを、ヤノハに代わる新祭祀王に据えるべく、
神に選ばれし者以外、生きては出られぬ迷路・トンカラリンに送り込む！
その頃、ヤノハは、魏への道を阻む遼東半島の支配者・公孫淵を
滅ぼそうと権謀術数を駆使――
三国志の時代、東の果ての女王は、どこまでやれるのか！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3.5 新刊読了。公孫淵を操って反乱を起こさせ、裏切って魏に謀反を密告した上で援軍を申し出ることで同盟国の地位を狙うヤノハの策。やってることはめちゃめちゃ悪辣だしスケールがでかい神業なのだが、いかんせん絵面が地味なんだよな。ヤノハの子、ニニギがトンカラリンをくぐり抜け、真の日見彦として暈国に善政を敷く。卑弥呼→男王→壱与の男王がニニギなのかな？しかし、この男王では争いが収まらなかったんだよな。

2025/12/09