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内容説明
日見子と事代主。共鳴する顕人神ふたり――
鬼国からの侵攻を受けた出雲の事代主。
背後で糸を引くのは、強大な敵・日下国だった……!!
事代主救出のため、ヤノハは筑紫島同盟国の王たちと会談。
さらには、鬼国が用いる鉄の武器に対抗する手段を求め、
自ら穂波の国境にある“不老不死の邑”を訪れる。
「あえて危険を冒す者が勝利を得る」
経験と知恵、人徳を武器に道を切り拓こうとする
顕人神ふたりの命運は――!?
兵法を駆使し駆けのぼる“偽りの女王”伝。
真説・邪馬台国クロニクル、最新第12集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
4
4 新刊読了。鉄の武器を持つ鬼の国の軍に対抗するため、強力な武器を求めて漢人の邑を訪れる卑弥呼。ここで徐福伝説を絡めて、いわゆる徐福の子孫が秦氏であったという説につなげていく。まぁ定説では否定されているらしいが、ロマンはあるよね。出雲の事代主とトメ将軍、ミマアキが合流。敵の首領として出てきた日下のフトニ王がいかにも「麻呂」的な容貌なのがまたなんとも。ここのところヤノハは感染症対策に奔走したり、産後うつ気味になったりと受け身に回ることが多かったので、ようやく反撃のターンが回ってきそうで楽しみ。2023/02/16