内容説明
古い映像作品をつくった男は何者なのか?
小蔵屋が高名な映画監督の新作の撮影候補地に。監督はお草に、彼に影響を与えた古い映像作品を作った無名の男を捜してほしいと頼む。
単行本 2023年10月 文藝春秋刊
文庫版 2025年10月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まいさん
9
シリーズ11作目。小蔵屋が映画のロケ地候補になるが、乗り気になれないお草さんに別の意外な頼み事を持ち込む映画監督。なかなか進まなかった久美と公介の結婚話も一応の進展をみせたのは喜ばしいことだ。2025/10/30
陽ちゃん
8
シリーズ11作目。日々の生活の中で、自らの老いを感じているお草さんの姿に寂しさを感じてしまいました。それでも、好奇心や推理力は健在で心強いですが。そして、一ノ瀬の久実へのプロポーズ!やっと、と感動したいところですが、朔太郎のひと言に笑っちゃいました。2025/12/26
DONA
7
いつの間にこの場所にいたんだろう?いつの間にこの人ここにいたんだろう?と戸惑う場面が増えてきました。以前からそういう書き方されていましたが、今回はそれが妙に目についてなかなか進まず。話自体は面白かったですし、久実ちゃんのことも応援したいし、お草さんのますますの活躍も応援したい!だから最後まで読むつもりです。2025/10/14
火星人碧
5
年末か年始には毎年このシリーズを読んでいる。しかし本の広告だったと思うが、「シリーズ最終巻」という文字を見てしまった。二年後に文庫に落ちるようだから、あと2冊で終わりなのだ。本作は、シリーズのなかではちょっと落ちると思った。全作でやりすぎたのかもしれないし、全作との繋がりがあまりないところに不満が残る。2025/12/24
ナオ
5
よかった!!そう、このシリーズはこうでなくては!!と思う。 あの、小蔵屋が映画の撮影候補になったり、怪しい青年が現れたり、とうとうのプロポーズがあったり、と 楽しんで読み進めましたが、今回もお草さんの、老いが感じられる描写が切なくて。多分、前作の無理がたたってるっぽくて。お医者さんの不調を感じたら、すぐ病院へは他人事じゃなく、自分もだよなーと思ったり。プロポーズにも驚いたけど、一番は最後のページに「シリーズ完結!」とさらっと単行本の紹介があったこと。それが一番驚いたけど、文庫になるまでは元気でいたいです2025/10/11
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