内容説明
杖をついて歩くと、かつての自分がどれだけ急いでいたかがよく分かる――。大好きな居酒屋にも海外にも行けないコロナ禍で、骨折した足で家事をこなし、さらには仕事で作家としての根幹が揺らぐような出来事に遭遇する著者。愛犬に寄り添われながら、日々の光と影を鮮やかに綴り、ほんとうの幸せを見つけていく極上のエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たっきー
11
タイトル通り著者が骨折していたときのコロナ禍真っ只中(2021.10 〜2022.5)のエッセイ。今の日本に失望しているのでは。著者の作家としての仕事はほぼやり終えたというような文章も。「人生って、自分のほうがちょっと多めにやってこそなんとか回っていくものだ」、「ごはんがまずくなるつきあいはよくない」 「それぞれが才能を活かして生きていくことだけがこの世の花だな、よけいなことはなにも考えなくていいんだ、〜それは芸術の分野には限りません。その人がその人であることだけが、人生でできることなんだ」。2025/03/06
ちいこ
8
この本を読んでいるタイミングで、知り合いが2人も足を骨折したという話を聞いて、しみじみと気を付けなければと思った。2025/02/15
Sayaka
3
コロナ禍の時期はこんな感じだったよな。毎度どこか救われてる気がする。2025/04/30
あっさむ
3
久々のばななさんの本。 お子さんがもう大人になっててビックリした。 この方のエッセイや小説を読むと、几帳面に周囲に合わせてきっちり物事を行わなくてもいいのかな、と少し安心する。 また続きを読みたくなった。2025/03/30
Tommy
3
本の値段上がったなあ。と思いつつこのシリーズはとりあえず買う。コロナも落ち着いて陰謀論的なトーンは控えめ。バランスよく生きるのは難しい。スピリチュアルに取り込まれるのも危険だし、それを完全に否定するのもなんか違う気がするし、誰かを完全に信用するのも違うし、どこまでが自分の感覚でどこまでが刷り込みなのかも見分けにくい。まず出来事に対して反射的に反応しない練習しよ。2024/11/13
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