内容説明
「イチから知りたい 日本のすごい伝統文化」シリーズ第5弾は「和の音楽」。
今の小学校では、音楽の授業で琴を弾く。三味線や和太鼓など、「和の音楽」について学ぶ機会も多い。洋楽が基調の音楽が当たり前の時代だからこそ、和の旋律が見直されている。
世界でも大ヒットしたJ-POPの曲は「ヨナ抜き音階」といって、「ファ」と「シ」の音を入れない、日本人に耳馴染みのいい音階で作られている。
本書では、貴族や武士、庶民の音楽、近現代の音楽、各地域の音楽と時代・ジャンル別に解説。楽器の音や音楽をその場で実際に聴けるQRコードも掲載。全ページイラスト図解、オールカラーで楽しく読める。
目次
序章 「和の音楽」ってなんだろう
第1章 「和の音楽」の誕生
第2章 貴族の音楽
第3章 武士の音楽
第4章 庶民の音楽
第5章 新しい「和の音楽」
第6章 各地の音楽
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
10
図書館本。QRコードから和楽器の音色が聴けるのは1人1台タブレットを持っている子どもたちにはありがたい機能ですね!冒頭の雅楽演奏の君が代は意外と聞く機会が無いので新鮮でした。 勤務校では高学年向けに雅楽体験の特別授業があるので、こういう本も学校図書館に入れておきたいなと思いました。2025/05/30
ヨハネス
7
タイもイランも中国も、それらの国歌は西洋音楽式だが、日本の国歌は独自のもの。子どものころは君が代のメロディが理解できなかったが、これを読んで初めて大切にしたいと思った。ただ、「さくらさくら」でもいいじゃないかと子供の頃持った感想は今でもあるが。十三弦の箏は大陸から入り、和琴は日本生まれ。篳篥(ひちりき)の形と音がやっとこれでわかった。QRコードから音が聞けるってすばらしい。沖縄やアイヌの音楽まで紹介されている。2024/10/19
ソバージュ
4
図書館本。児童向けですが我が国の音楽の一般常識を知るには良い本かと。QRコード付きで音も聴け「君が代」の雅楽演奏は神秘的で素敵でした。イラスト付きで歴史から民謡やアイヌ、沖縄音楽など幅広く説明されていて、授業用に使える本として購入しようかな。ただ、なぜ文楽の説明が載ってないのかが疑問です!この先に「はじめての文楽」として出版されるのかしら?2025/07/03
☆ひとこぶラクダちゃん☆
3
縄文時代の楽器の紹介から始まり、明治時代以降までの音楽史が詳しく説明されています。QRコード付きで、説明を読みながら楽器の演奏が聴けます。雅楽が好きなので、全てがとても興味深いかったです。2024/11/11
バジルの葉っぱ
1
日本の音楽史がとてもわかりやすくまとめられていて、とてもいい本。児童書だが、大人が入門的に読むのにとても良い。QRコードで楽器の音がきけて便利(こういうの、一昔前ならCDの付録でしたよね)。 わたしたちの子供の頃の音楽の授業は西洋音楽が中心で、日本の伝統の音楽をあまりしらなかったので勉強になった。2024/10/20
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